Androidのアップデートといえば毎年秋の恒例行事ですが、現在最新の12はGoogle謹製のPixelから配信が始まっています。
では次はいつも通り13が来年秋かといえばそうではなく、GoogleはAndroid 12Lという新バージョンを準備中です。
すでに開発者プレビュー版が公開されており、エミュレータもダウンロード可能。
最大の特徴は、昨今増えてきたタブレットや折りたたみ(フォルド)端末での最適化です。
ドロワーを引き下げれば、↓のように左にクイック設定、右に通知が表示されます。より合理的な表示に進化。
また、モバイラー魂をくすぐるナビゲーションドックが下部に配置されています。ドックから画面上にドラッグすれば、↓のようにそのまま分割表示に切り替えられます。しかもすべてのアプリが分割モードで使用可能に。これはだいぶ嬉しいですね。現状、非対応アプリがそれなりの割合で存在するので、使っていてストレスがたまりますから。
また、Galaxy Z Fold3 5Gのような折りたたみ端末の場合は、通常スマホサイズとタブレットサイズの切り替えを自動検出し、それに応じたUIに自動で調整してくれます。
地味に嬉しいのが大画面非対応アプリが↓のように互換モードながら動作すること。
左右に黒い領域があるのでカッコよくはありませんが、使えるだけマシです。
というわけで、ようやくGoogleもAndroidを大画面デバイスで便利に使えるように頑張り始めました。
アップルは先んじて、iPad向けとiPhone向けでOSを分けてそれぞれのデバイスで最適なUIを享受できる環境を整え、それだけが理由ではないにせよ、iPadの覇権はますます強まりました。特にノートPC的な使い方が便利になるんですよね。
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