セパレート式カメラ搭載ジンバルFeiyu Pocket 2/2Sレビュー

今回は、先日までMakuakeのこちらのページでクラウドファンディングを実施していたジンバルカメラ「Feiyu Pocket2」と「Feiyu Pocket2S」のレビューをしていきます。

クラファンは終了しましたが、いずれ一般販売も開始されるでしょう。

いずれもジョイスティック操作のジンバルカメラです。ジンバルカメラは、Ozmo Pocketで一般化したカテゴリ。カメラヘッドがグリグリ回転して、手ぶれなどを大きく吸収してくれることで、プロっぽいVlog映像が撮影できます。

今回の2機種のうち、Feiyu Pocket2Sの方は、カメラヘッド部が着脱式になっており、少し離れた場所に設置して撮影できることが特徴です。

それでは見ていきましょう!

外観とスペック

同梱物は、それぞれ下記の通り。

Pocket2の方は、本体の他、専用ケース、USB Type-C充電ケーブル、ストラップ、マニュアル類が入っています。

Pocket2Sの方は、専用ポーチ、ケーブル、3M粘着テープ、マグネットマウント、ベルト固定アダプター、装着ベルトが入っていますよ。

スペックはそれぞれ下記の通り。

いずれも動画では最大4k@60fps、撮影モードとしてはタイムラプス、モーションラプス、ハイパーラプス、スロモーに対応しています。ズームは光学4倍、静止画最大解像度は、2が4000×3000、2Sが3840×2160です。

連続使用時間は、Pocket2が220分、2Sが180分。microSDがなくても、USB Type-CでPCに接続してデータ転送できます。

また、PCと接続しておけば、1080pのwebカメラとしても使用可能。

まずはFeiyu Pocket2

Pocket2の方から見ていきましょう。こちらは一般的なジンバルカメラの見た目。

操作は、1.3インチタッチ対応ディスプレイ、ジョイスティック、録画ボタンで行います。

また、右側面には電源ボタンのほか、スピーカーもついています。Pocket2上で動画再生すれば、音声含め確認できます。底面には三脚用ネジ穴も。

ジョイスティックはちょい固め。

重量は実測で約132gです。スマホよりも軽いです。

↓は腕をかなり左右に振りながら撮影しているのですが、ブレもなくいい感じの動き方になっていると思います。ジンバルの強みは、このようにカメラワークをいつも簡単に「いい感じ」にしてくれる点です。

Feiyu Pocket 2

つづいてFeiyu Pocket2S

さて、つづいては2Sの方を見ていきましょう。

こちら、最大の特徴は↓のようにカメラヘッド部が着脱式になっている点。

コードは結構長いです。1mくらいありそう。

前面パネル部は、Pocket2と同じです。

側面もほぼ同じですが、2Sのみmicro HDMIポートがついているため、HDMI出力に対応しています。

左側面は、2と同じくUSB Type-CとmicroSDカードスロット。

底面は異なり、2Sに三脚ネジ穴はありません。かわりに、カメラヘッド部にアタッチメントとしてネジ穴パーツ(付属)がつけられます。

重量は実測で約186g。

↓は寄りすぎてピントが合っていませんが、このように通常のジンバルカメラやスマホでは迫れない場所に設置して首振り撮影ができますよ。

Feiyu Pocket 2S

言語設定は日本語に対応していますので、起動時に「日本語」を選択。

静止画、動画などそれぞれ解像度やアスペクト比、画像サイズを選択できます。

設定はタッチパネルから一通り可能です。特に迷うことないシンプル設計。

また、装着ベルトが同梱されていますので、↓のように本機につければ、衣類や腕に巻いて手に持たず動きながらの撮影ができます。

カメラヘッド部にも↓のようにベルト穴がありますので、こちらを固定することも可能。

なお、カメラヘッド部は底面がマグネットになっています。ここに、たとえば↓の三脚ネジ穴などのアタッチメントを、マグネット装着できます。

↓のように離れた場所に置いたカメラヘッド部を、ジョイスティックで操作しながら撮影できますよ。

完成度高まったジンバルカメラ

以上、Feiyu Pocket2と2Sを見てきました。

世代を経て、初代と比べるとだいぶ完成度が高まった印象。ジョイスティックのカチカチという操作音が入ってしまうことくらいで、あとはジンバル性能や画質含めて、他機種に劣る点も見当たらないかと思います。

一般販売が開始されたらまたお伝えしますので、気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

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