皆さんはスマートウォッチに何を求めるでしょうか?
私は、スマホからの通知が見られて、メッセージを読めて、音楽の再生・停止ができ、防水に対応し、そして日付や時間が見られれば十分です。
最新機能や高い性能よりも、むしろデザインやブランドが重要です。普通の腕時計に近いのかもしれません。
そういうユーザーは少なくないと思っています。そんな方々にとって魅力的な選択肢の一つが、モトローラです。
日本での知名度は高くありませんが、モトローラはMoto 360というスマートウォッチを2014年に発売し、現在は第3世代が最新。初代の頃から、(当時は珍しかった)円形ディスプレイを搭載し、(私を含め)愛好者が世界中に少なからずいました。
家電量販店などでは販売されておらず、秋葉原の個人輸入のお店で購入したのを覚えています。
さて、そんなMoto 360の最新モデルである第3世代を、今回はレビューしていきたいと思います。
初代から続く↓のようなシンプルでスタイリッシュなデザインに、Wear OS 2 by Googleを搭載し、防水や急速充電、AMOLEDディスプレイなど一通りの機能も載っています。近頃増えているメーカー独自アプリが不要で、GoogleのWear OSアプリだけがあればOKなシンプルさも魅力。
販売は、こちらの直販サイトか↓のアマゾンで、いずれも税込27,680円です。
安くも高くもありませんが、刺さる人には刺さる独自のブランドをスマートウォッチで確立しているモトローラのMoto 360 第3世代。
さっそく見ていきましょう!
外観・スペック
個装箱は、変わらず円柱形。ただ、2台目よりは小型化しています。
同梱物は下記の通り。ウォッチ本体のほか、本革バンド、シリコンバンド、充電用クレードル、マニュアルです。
マニュアルはほぼ絵だけで超シンプルです。見なくても分かります笑。
1.2インチディスプレイはAMOLEDで、常時表示にも対応。ベゼルは太めですが、ベゼルの細さを競うカテゴリーではないと思います。ウォッチ本体やフェイスデザインともマッチしていて、カッコいいです。
スペックは下記の通り。
- CPU:Snapdragon Wear 3100
- メモリ:1GB RAM/8GBストレージ
- ディスプレイ:1.2インチ(390×390)AMOLED ゴリラガラス3
- 常時表示:対応
- OS:Wear OS by Google
- 接続:Bluetooth 4.2、Wi-Fi b/g/n、NFC
- GPS:対応(GPS/GLONASS/Beidou/Galileo)
- 防水:3気圧
- センサー:加速度計、ジャイロスコープ、気圧計、心拍計、アンビエントライト
- バッテリー:355mAh
- 充電:急速充電対応/60分フル充電
- 対応スマホ:Android 6.0以降(Go版除く)、iOS 12.0以降
- ストラップ幅:20mm
カラーはスチールグレー、ローズゴールド、ファントムブラックの3色で、今回レビューするのはスチールグレー。
ケース素材はSUS316ステンレススチール。スチールグレーとローズゴールドはPVDコーティング、ファントムブラックはDLCコーティングです。
サイドには2ボタンついていて、おなじみモトローラロゴが刻印されています。
左腕に巻いた状態で、上にくるボタンがアプリ一覧、下にくるボタンは機能カスタマイズできます。
左側面は何もないシンプルデザイン。
背面には、心拍数センサがついています。
ストラップは、本革製とシリコン製の2種類が付属します。
本革製のものはブラウン。
裏面にはmoto 360ロゴが刻印されています。ブランド刻印が悪目立ちしないのがMoto 360の魅力です。
↓こちらにもさりげなくロゴ刻印。
シリコンの方はブラックです。
こちらも同じ場所にロゴ刻印がありますよ。
着脱は、専用器具などは不要で、↓のように内側につまみがついています。これをスライドさせれば簡単に着脱可能。
充電クレードルはマグネット装着タイプ。USB Type-Aになっていますので、USBチャージャーやバッテリーに接続します。
クレードルは、↓のように立てかけることもできます。デスクの上ではこのように置いておくのが便利かもしれません。
重量は、本革バンド付きで実測65.2g。
Apple Watchにも本革バンドを着けると55.7gなので、これより若干重いくらいです。ただ、特に重いと感じることはありません。むしろつけた印象は軽いです。
Apple Watchと比較するとこんな感じ。私はMoto 360派ですよ!両方常に買ってはいますが。
シンプルながら必要十分な機能
防水や急速充電、GPS、各種センサーに対応しています。
特に急速充電が便利で、本当にあっという間に100%になります。
バッテリーの持ちは、もちろん使い方にもよりますが、1日~1日半くらい。無充電で2日は持ちません。
常時表示に対応していて、↓のように数秒操作がないと白黒画面になります。
操作は特段カスタマイズもなく、シンプルなWear OSのまま。
上から下にスライドすると各種設定メニュー。
右から左にスワイプすると、タイルが順に表示されます。
ニュースや、
歩数計など。何を表示するかは、設定変更できます。
地味に好きなのが、左から右にスワイプしたときに表示される格言。デフォルトで表示されるので、一瞬元気をもらえます笑。
母艦側はGoogleのWear OSアプリ
もちろんPlayストア経由で好きなアプリを入れることができますが、必須なのはGoogleのWear OSアプリだけです。
↓はスマホ側の表示。
ウォッチフェイスは、奇抜なものはありませんが、いずれも品があります。
フェイスを左にスワイプしたときに表示されるタイルとその順番。
タイルを追加したければ、↓のように心拍数やタイマーなど、複数種類のオプションがあります。
ほか、設定項目は下記の通り。
シンプルで、必要十分で、カッコいい
以上、モトローラのスマートウォッチ「Moto 360」(第3世代)を見てきました。
他社にない奇抜な機能や特徴があるわけではありませんが、ほとんどの人がウォッチに求める機能は一通り揃っています。
また、Wear OSウォッチらしく、メーカー独自アプリを入れる必要もなく使い方もGoogle謹製でシンプル。
そして何より、装飾が少なくシンプルな円形デザインは、確実に刺さる人がいると思います。
というわけで、気になった方はぜひチェックしてみてください!
販売は、こちらの直販サイトか↓のアマゾンで、いずれも税込27,680円です。
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