ASUSがCESで4種類のポータブルモニターを発表しました。いずれも今年後半に発売予定で、価格等は発売が近づいてきた段階で発表されるようです。
いずれも、ペン対応やタッチ対応、クリエイター向け、ワイヤレスでのミラーリング対応など、一般的なモバイルモニターとは一線を画したものばかりです。
ProArt PA169CDV
まずはこちら。クリエイター向けの本格派モバイルモニターです。
サイズは15.6インチで、解像度4KのIPS液晶。sRGB 100%色域のほか、PANTONE認証やCalman Verified取得で色精度がたかくなっています。
また、筆圧検知に対応したワコムのEMRペンを使えるほか、ディスプレイ左側にはASUS Dialを内蔵しているため、PhotoshopやPremiere Proなどのソフトウェアをより便利に使えるようになっています。
ディスプレイは10点マルチタッチ対応。また、2種類のキックスタンドがあります。一つはディスプレイを立てかけるための一般的なスタンド。もう一つは、ペン入力のために少し傾きをつけて寝かせて使えるためのもの。
ポートはUSB-Cが2つとHDMI。
ASUS ZenScreen OLED MQ16AH
続いては有機EL搭載のZenScreen OLEDです。サイズは15.6インチ、1920×1080で応答1ms、HDR対応とモリモリです。ゲーム用や映像視聴用に最適。
色域はDCI-P3 100%。ポートはUSB-Cが3つとmini HDMI。近接センサ内蔵なので、そばに人がいなくなると輝度を落として電力を節約してくれるというモダンな機能も。
重量は620gとなっています。
ASUS ZenScreen Go MB16AWP
結構面白いのがこちら。Goの名を冠していることからも分かるように、モビリティに便利な各種機能てんこ盛りな一台です。
サイズは15.6インチでFullHD IPSパネル。ポートはUSB-Cが2つとmini HDMI。
ここまでは普通なのですが、このモニターはWindows PCのワイヤレスミラーリングに対応しています。さらに7,800mAhのバッテリーを搭載し、1回のフル充電で最大3時間稼働可能。
つまり、電源や映像入力など、一切のケーブル不要で3時間使えるんです。これは未来感ありますね。
もちろん、給電や有線接続も可能です。
ASUS ZenScreen Ink MB14AHD
最後はZenScreen Inkです。こちら、14インチFullHD IPSパネルで、USB-Cが2つとmicro HDMI搭載。また、キックスタンド内蔵です。
ここまでだと1万円ちょっとの中華モバイルモニターと同じなのですが、これは10点マルチタッチとペン入力の双方に対応。ペンはMicrosoft Pen Protocol v2.0に対応です。
また、画面回転にも対応します。
映像入力はDP Alt Mode対応なので、対応機器とはUSB-Cケーブル1本で利用可能。
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