今回は、ユニークなデザインのメカニカルキーボード「CYBERBOARD R3」をレビューしていきます。
ウェス・アンダーソン監督作品をモチーフにしたというデザインが目を引きますが、LED発行するレトロデザインのメカニカルキーボードとして、良好な打鍵感と使い勝手です。
こちら、中国・珠海市で2019年に設立されAngry Miaoというブランドで周辺機器を展開している会社の商品。
現在、Makuakeのこちらのページでクラウドファンディグ実施中です。
プロジェクトは残り27日となっています。発送は2022年3月末まで。ベースキットと完成品があり、カラーはグリーン・ホワイト・ピンクの3色。ベースキットは現在最安が税込74,000円、完成品は94,000円となっています。
今回は、グリーンの完成版のレビューです。
では、さっそく見ていきましょう!
外観チェック
完成版については、同梱物は下記の通り。キーボード本体のほか、マニュアルやステッカー、L型レンチ、キャリーケースが付いています。
ほか、021Cキーキャップセットがついています。
マニュアルは日本語対応。
キャリーケースは結構ガチなやつです。これも含めて世界観やデザインを重視した商品。
キーボードは英字配列のメカニカル。スイッチは、赤軸に改良を加えた「金赤軸」というものを採用。ストロークは赤軸よりも0.2mm浅く3.8mm。右上の猫マークのキーは、HomeとDeleteです。
アルミ合金CNC削り出しの本体は、相当な重量感があります。写真はプラスチックのように見えるかもしれませんが、実際はしっかりとした金属製で高級感があります。
重量は3kg以上あり、ズシリとしています。
スペックは下記の通り。
- ケース材質:アルミ合金CNC削り出し
- 重量(完成版):3.2kg
- カラー:クラウド・ホワイト、ブタペスト・ピンク、アクアティック・グリーン
- 接続:Bluetooth 5.0、USB Type-C
- バッテリー容量:5,000mAh x2
- 充電方式:USB Type-C、ワイヤレス
- LED:200個
- PCB:ホットスワップ
- マウント:ガスケットマウント
- その他:Nキーロールオーバー、最大3台ペアリング
奥側には、LEDパネルとUSB Type-Cポート。有線・Bluetoothの両接続が可能です。
底面はこの通り。ワイヤレス充電に対応しています。
エンタメ性あふれる使用体験
まずキーボードとして、打鍵感はかなり良好。打鍵音は静かかつ上品で、柔らかい押し心地と心地よいフィードバックがあります。
奥側のパネルには200個のLEDライトが。本体のレトロ風デザインと相まって、品の良いレトロサイバーな雰囲気にあふれています。
Angry Miao公式サイトでは、約150種類のアニメーションのライブラリーがダウンロードできます。256色のDC調光で200fpsということで、様々な色でアニメーションします。
Fn+F12を押すと、アニメーションのほかに、↓の時計や、
↓のバッテリー残量に表示を切り替えられます。
キー配列も変更可能。専用ソフトでグラフィカルにマッピングを変更可能。
また、バックライトも光ります。13パターン。
押した場所が光ったり、一定のパターンで色が変わっていったりと、見ていて飽きさせません。
デザインとキーボードとしての使い勝手を両立
開封するとデザインのインパクトがありますが、実際にメカニカルキーボードとしてもよくできています。
マッピングを変えられたり、LEDパターンを変えられるのはもちろんのこと、何より肝心な打鍵感がかなり良好なのが評価高です。
本体はレトロデザインで素材も良いので、インテリア観点でも映えるでしょう。
キャリーケースがあるものの、かなりの重量があるので持ち運びは現実的ではありません。あくまでキャリーケースを含めて、デザインの世界観を楽しむためのものです。
というわけで、ユニークで使い勝手の良いレトロデザインなメカニカルキーボード、気になった方はぜひチェックしてみてください!
Angry MiaoのCYBERBOARD R3は現在、Makuakeのこちらのページでクラウドファンディグ実施中です。発送は2022年3月。
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