第12世代Coreプロセッサを搭載し、1kgを切った軽量コンパクトなWindows 2-in-1ノートパソコンが続々登場中です。
いずれも、高い処理性能と、長いバッテリー駆動時間、そして軽量なボディというトレードオフ関係を、より高次元に進化させています。第11世代もそうでしたが、12世代になって一層この進化が進んでいます。
代表的なモデルを見ていきましょう。
Samsung「Galaxy Book2」シリーズ
まず、サムスンからはGalaxy Book2シリーズが発表されました。
いくつか種類がありますが、まずはGalaxy Book2 Pro 360が、画面を360度回転させられる2-in-1タイプ。
第12世代Core i5/i7搭載で、8GB~32GB LPDDR5 RAM、256~1TB SSD、13.3インチまたは15.6インチFullHDディスプレイ搭載で、13.3インチが1.04kg、15.6インチが1.41kgです。13.3インチが4w、15.6インチが5wという、ノートパソコンとしてはかなり高出力なスピーカーを搭載している点も強み。
4月に北米で1,250ドル(約145,000円)~で販売予定。
同じく4月に約1,000ドル(約115,000円)~で発売になるGalaxy Book2 Proシリーズ。”360″がついていないことからも分かるとおり、こちらはクラムシェルタイプ。
スペックについては360とほぼ同様で、第12世代Coreプロセッサと最大32GB RAM、1TB SSDを搭載したFullHDディスプレイのノートです。
さらに軽量で、13.3インチの方が870g、15.6インチの方が1.11kg~とかなり優秀。
また、Galaxy Book2 360という廉価な2-in-1も登場します。
13.3インチでCeleron/Pentium/または第12世代Coreプロセッサのいずれかを選択でき、RAMは最大16GBで1TBまでのストレージを搭載したモデル。
13.3インチで1.16kgと軽量で、1.3cmと薄型なのも特徴。
価格は900ドル~と一番安くなっています。
レノボ「IdeaPad Duet 5i」
レノボからは、Surfaceタイプの2-in-1シリーズであるIdeaPad Duet 5iが発表されました。
こちらは12.35インチとGalaxy Book2よりもさらに小型で、ディスプレイは2560x1600IPS、10コア12スレッドの第12世代Core i7-1255Uまでに対応。
RAMは最大16GB、ストレージは1TBまでで選択可能です。
価格は750ドル~と一見安そうですが、最低構成ではPentium 8505で4GB RAM、128GBストレージと低スペックなので注意が必要です。
フォリオケースは360g、タブレット本体が810gなので、合わせて1.2kgほど。ペンにも対応していますよ。
かなりの進化を見せているモバイルノートパソコン、今後他のメーカーからも続々登場すると思うので、モバイラーにとっては目が離せません。
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