今回は、Snapdragon 870を搭載したレノボの12.6インチAndroidタブレット「XiaoXin Pad Pro 12.6」を購入し届いたのでレビューします。
原神を最高画質で60fpsにしてプレイしてもヌルサクで、クリアで高解像度な有機ELディスプレイ、Dolby Atmos対応JBLスピーカーなど、全方位快適な一台。シャオミのXiaomi Pad 5と異なり、microSDカードも使えます。
なお、このタブレットはグローバル向けに「Lenovo Tab P12 Pro」として販売されているものの中国版。
ですが、Banggoodで販売されているものはLenovo Tab P12 ProのカスタムROMになっているため、日本語やGoogle Playストアも問題なく使えます。
それでいて価格は、Lenovo Tab P12 Proがレノボ公式サイトのこちらのページで117,284円なのに対し、XiaoXin Pad Pro 12.6の方はBanggoodのこちらのページで77,986円、さらにクーポンコード「BGJP3c79」適用で2,000円OFFで購入可能です。(3/15まで)
※2023年7月現在は、AliExpressのこちらで69,010円で販売されています。
ペンとキーボードが付属しないのと、OTAによるOSVに対応していないのですが、自分のユースケース(ゲーム、YouTube、執筆)を考え、4万円安いということで私はXiaoXin Pad Pro 12.6を購入しました。
それでは見ていきましょう!
外観とスペック
外箱は細長くコンパクト。
同梱物は下記の通り、USB-C to Cケーブル、USB-C充電器(30w)、USB-C to 3.5mmイヤホンジャックアダプタ、microSDスロット用ピン、マニュアルです。
タブレットを取り出してまず感じるのが「薄い!軽い!画面綺麗!」です。この時点で、1~3万円ほどの廉価タブレットとはまるで違う、異次元クオリティであることが分かります。
スペックは下記の通り。
- CPU:Snapdragon 870
- RAM:8GB LPDDR5
- ストレージ:256GB UFS 3.1
- 拡張ストレージ:microSD(最大1TB)
- OS:Android 11
- ディスプレイ:12.6インチ(2560×1600)有機EL
- リフレッシュレート:120Hz
- カメラ:リア13MP+5MP、フロント8MP
- バッテリー容量:10,200mAh
- 通信:802.11 a/b/g/n/ac/ax、2x2MIMO、Bluetooth 5.2
- センサ:加速度、光、近接、磁気、ジャイロ
- サイズ:285.61×184.53×5.64mm
- 重量:562g(実測)
Dolby Atmos対応JBLクアッドスピーカー、2マイク、Dolby Vision対応有機ELディスプレイ、8GB LPDDR5 RAM、256GB UFS 3.1ストレージなど、スペック表からも非常にハイクオリティなタブレットであることが分かります。フロントにはToFセンサもついているので、後述するように画面を見ている間は画面OFFにならないなど、様々な便利機能も使えます。
先日発表になったサムスンのGalaxy Tab S8シリーズを除いては、最高峰のAndroidタブレットです。
背面はツートーンのメタル。レノボロゴも上品で、またDolbyロゴもプリントされていて高級感があります。
底面にはキーボードケース用のピンがついています。この写真からも、本体がいかに薄いか、分かるのではないかと思います。
側面にはスピーカー2つとUSB Type-Cポート。
逆側面にもスピーカーが2つ、そして指紋認証兼用の電源ボタン、microSDカードスロットです。左右に計4つついているのでクアッドスピーカーですね。指紋認証は高速です。
上面には2つのマイクと音量ボタンがついています。イヤホンジャックは非搭載なので、有線イヤホンを使いたい場合は付属の変換アダプタを使います。
付属のピンを使って、microSDカードスロットを開きます。SIMには非対応。
重量は実測で562gでした。12.6インチと大型で薄いため、手にとるとかなり軽く感じますよ。
動画もゲームもヌルサク
12.6インチは伊達じゃありません。画面は広大です。発色やきめ細やかさも素晴らしいクオリティ。
YouTubeも快適。4スピーカーで音量が大きく低音が利いているため、迫力あるサウンドを楽しめます。
原神でグラフィックスを最高設定にし、さらに手動でフレームレートを最も高い60fpsにしました。
それでも、フィールドだけでなく街中や戦闘もヌルサク。原神のグラフィックは綺麗ですが、60fpsで最高画質だと頭一つ抜けた印象です。画面の広さやサウンドの臨場感、操作の滑らかさが相まって、スマホでプレイするのと比べて没入感がすごいです。
ベンチマークスコア
ベンチマークを見ておきましょう。
Geekbench 5は、シングルコア954pts、マルチコア3,070ptsです。
シングルコアのランキング。
マルチコアのランキング。
10,200mAhバッテリーは長時間駆動です。
様々な便利機能
ソフト面でも、便利な機能が使えます。
まず↓の生産性モードですが、マウスやキーボードを接続したときや、外部ディスプレイに接続したときに、PCライクなウィンドウ操作ができます。
リフレッシュレートは60Hzと120Hzを切り替えられます。
Dolby Atmosも設定からタイプを選択可。
スマートアテンションといって、画面の前に顔があると、その間は画面がオンのままになります。
ThinkPadの上位モデル同様、近づくとスリープを解除してくれる機能もあります。
とても快適なタブレット
レノボのXiaoXin Pad Pro 12.6のレビューでした。
画質、サウンド、処理性能、本体の薄さ、軽さなど、全方位快適な一台に仕上がっています。
グローバル版のLenovo Tab P12 Proは10万円を超えてさすがに高いですが、7万円台でこのクオリティであれば満足だと感じる方が多いのではないかと思います。
ただ、日本のレノボによるサポートや、OTAによるOSVには対応しませんので、iPadのような万全のサポート体制を望む方には向きません。(そういう方はBanggoodでは買わないと思いますが)
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
XiaoXin Pad Pro 12.6は現在、Banggoodのこちらのページで77,986円、さらにクーポンコード「BGJP3c79」適用で2,000円OFFで購入可能です。(3/15まで)
※2023年7月現在は、AliExpressのこちらで69,010円で販売されています。
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