今回は、サンワサプライ製のタッチパッド付きUSBキーボード「SKB-TP01SVN」をレビューしていきます。
↓のように何の変哲もないタッチパッド付きUSBキーボードなのですが、私はこれをこよなく愛しています。なぜなら、デザインも打鍵感も、「90年代によくあったノートPC」そのものだからです。確かFMV-BIBLO NE4/50Dがこんな感じでした。
使い勝手が良いだけでなく、ノスタルジーも刺激してくれる素晴らしいキーボード。
よくあるノスタルジー風のデザインをまとった最新キーボードではなく、これは現役ノスタルジー(?)です。
現役ノスタルジーのため、対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1となっていますが、Windows 11でも問題なく動作しますよ。
マニュアルの記載内容も、PS/2だDOS/Vだと微妙に”いにしえ”に配慮されており、好感しか持てません。
それでいて、アマゾンの↓でサンワサプライ公式ストアから現役バリバリで購入できます。
配列は日本語109Aの87キー。メンブレンでキーストロークは3.5±0.5mm、荷重は55±15g、ピッチは19mm、291x197x29mmでケーブル長1.5mです。
19mmのピッチがあるので、もちろんタッチタイピング可能。メンブレンの小型、かつアイソレーションではないタイプなのがノスタルジーを刺激します。
底面には角度調節可能なチルトスタンドがついています。背面プラスチックのカラーリングも、最近はあまり見ない産業系カラー。
側面から見たらこんな感じ。最厚部で約3cmの厚みです。
重量は実測で約667g。重くも軽くもありません。
↓でレビューした人気のモバイルキーボードたちは500gちょっとなので、これより若干重い程度。もちろん持ち運びも余裕です。
マニュアルでは、メンブレン方式を説明してくれています。
マニュアルの雰囲気も、なんとなく懐かしさが漂います。
ノスタルジーで愛している側面もありますが、そもそも有線接続+タッチパッド付き+日本語配列のキーボードというのは、意外に選択肢が限られます。
自作をする方など、Windowsの初期設定段階でBluetooth接続だと不便な局面もありますので、PCを愛する人にオススメな一台です。
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