今回は、多数のAndroidタブレットをリリースしているBMAXの2022年モデル「BMAX MaxPad I10 Pro」をレビューしていきます。
iPad Airよりも軽いボディと、1万円台の価格でコスパは良好。
本機は現在、アマゾンの↓のページで20,990円から4,000円OFFの16,990円で販売されています。
では、その実力を見ていきましょう。
外観・スペック
まず同梱物ですが、USB Type-Cケーブル、USB充電器、SIM/microSD用ピン、マニュアルです。
マニュアルは日本語対応。
アダプターは5V/2A出力となっています。
スペックは下記の通り。
- CPU:UNISOC T310
- GPU:PowerVR Rogue GE8300
- RAM:4GB
- ストレージ:64GB eMMC
- 拡張ストレージ:microSD
- OS:Android 11
- ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)IPS
- カメラ:リア5MP、フロント2MP
- バッテリー容量:6,600mAh
- 通信:Wi-Fi(2.4GHz/5.0GHz)、Bluetooth 5.0、LTE
- SIMサイズ:nano SIM x2(デュアルSIM対応)
- 対応バンド:
- FDD-TLE: B1/B3/B5/B7/B8/B20/B34;
- TD-TLE: B34/B38/B39/B40/B41;
- センサ:加速度
- GPS:対応
- サイズ:242x164x8.9mm
- 重量:455g(実測)
CPUのUNISOC T310は、Cortex-A75 x1とA55 x3のクアッドコア。Teclast P20HDなどに搭載されているUNISOC SC9863Aと比べて、シングルコア性能は倍程度、マルチコア性能は同じくらいです。1万円台の廉価タブとしては標準的なパフォーマンス。
ほか、ディスプレイはFullHD以上で、デュアルSIMやmicroSDに対応しています。生体認証は非搭載。
また、widevineはL3なので、ネトフリの高画質再生はできません(YouTube高画質再生は可)。
背面はメタルでシンプルなデザイン。
底面にはデュアルスピーカー。
3.5mmイヤホンジャックも搭載しています。
側面には、電源・音量ボタンのほか、USB Type-CポートとSIM/microSDカードスロットがついています。
スロットを付属のピンで開けます。nano SIM x2もしくはnano SIM + microSDの排他方式。
重量は実測で455gです。iPad Airが461gなので、それよりも若干軽くなっています。
厚みについては、↓のようにノギスで届く範囲では8.3mmでした。中央部に向けて丘陵になっているため、スペック表の8.9mmはほぼ正直値でしょう。
実際の使い勝手
廉価タブレットの中では比較的薄く、本体は軽量、かつギリギリ片手でも握れるコンパクトさなので、使い勝手は悪くありません。
ディスプレイ表示はハイエンドスマホなどと比べると若干暗めですが、ピクセル密度は高いです。
YouTubeで高画質動画を再生しても、特にカクツキなどはありません。スピーカー音質はこのクラスでは普通レベル。(良い音ではありません)
ベンチマークスコア
ベンチマークスコアを見ておきましょう。
Geekbench 5で、シングルコアが358pts、マルチコアが703となっています。
これは、↓でレビューしたTeclast P20HDと比べて、シングルが倍・マルチが同等というレベル。
↓の動画で、Teclast P20HDでいくつかのゲームをやっています。これと同等か、若干良いくらいのパフォーマンス。
ストレージ読み書きは、eMMCなので↓の通り。
お手軽格安タブレットとしては安定の構成
1万円台の格安タブレットはいくつかありますが、いずれの機種と比較しても、特段劣っている点だったり、致命的な点はありません。
むしろコスパやスペックバランスはかなり良好な一台に仕上がっています。
2~3万円クラスと比べるとパフォーマンスは落ちますが、FPSや音ゲーをプレイするのが必須でなければ、ゲームを含めてアリな性能。
なによりこのクラスのタブレットは500g超えも一般的なので、軽量なのは○。
というわけで、4,000円OFFセールで16,990円になっているBMAX MaxPad I10 Pro、気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
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