下記でお伝えしていた、Windows携帯型ゲーム機AYANEO AIR。
AYANEOは従来からこのジャンルの商品を複数出してきましたが、今年登場のこのAIRシリーズは、小型・軽量・低価格を武器にするようです。
複数のエディションが発表されており、中国では予約受付中。グローバル向けにもまもなく予約受付開始し、8月~9月発送予定となっています。
今回、最軽量で最廉価なAYANEO AIR Youth Edition(AMD Ryzen 5 5560U)から、最上位はAYANEO AIR Pro(Ryzen 7 5825U)まで計5種類が発表になりました。
これ以外にも、6インチでFullHDディスプレイを搭載した最廉価モデル「AYANEO AIR Plus」の存在が明かされていますが、そちらは289ドルというかなりの低価格になるようですが詳細は未発表。
今回発表されたモデルの、スペック一覧は下記の通りとなります。
重量が、Youth Editionで驚きの395g、最重量のProでも450gと、競合のWindowsハンドヘルド機と比べて相当程度軽量化が図られています。
CPUについても、Ryzen 5000U系なので、重め3Dゲームもそこそこ動きます。ディスプレイは有機ELで表示品質も高くなっています。
ただ、PCはトレードオフの世界。何が犠牲になっているかといえば、バッテリーです。
↓でタイトルごとのパフォーマンスと駆動時間が公表されているのですが、せいぜい持って1~2時間といったところ。
つまりAYANEOは、このAIRシリーズにおいて、軽さや小ささ、価格といった点を重視する一方、それとは引き換えにバッテリー容量を捨てたという判断です。
外出先でプレイする場合に、大抵はコンセントが使える場所であろうという見立てなのでしょう。コンセントも無い状況で2時間以上プレイすることは、実際のユースケース上ほとんど存在しない、あるいはそういうユーザーをターゲットにするのだ、という判断。
もちろん人によるでしょうが、企画の考えとしてナシではないと思います。
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