MNT Researchという会社は、モジュラー式のノートパソコン「MNT Reform」をクラウドファンディングした会社です。
モジュラー式ということで、ハードもソフトもオープンソースに重きを置いており、パーツに汎用性を持たせて換装やカスタマイズが可能になっています。
今回、同社は新たに7インチのUMPC(超小型ノートパソコン)サイズの「MNT Pocket Reform」を公開しました。
7インチということで小型なのはもちろんのこと、ポインティングデバイスはトラックボール。
価格は未発表ながら、ベータ版の受付を7月に開始する予定。
CPU/RAMのモジュールは、標準でNXP i.MX8M Plusとなっていて、ARM Cortex-A53のクアッドコア、4GB/8GB DDR4 RAMとなっています。
このほかオプションとして、NXP Layerscape LS1028A(A72 x2、8GB/16GB DDR4)、Raspberry Pi CM4(A72 x4、8GB DDR4 RAM)、Pine SOQuartz RK3566(A55 x4、8GB DDR4)、FPGA AMD/Xilinx Kintex-7(RISC-V)が対応します。
ディスプレイは7インチ(1920×1080)で、micro HDMIを通した4K外部出力に対応。
キーボードは60キーのメカニカルスイッチで、Nキーロール対応、配列はUS/UK/GER/FR/ES/DK/JP、RGBバックライトも搭載。
トラックボールは10mmのオプティカルで4ボタンです。
サイズは20×12.6×4.5cm。↓のように厚みはかなりのもの。このあたりはモジューラ式なので仕方ないでしょう。
デフォルトのi.MX8MPモジュールの場合、Wi-Fi 802.11acとBluetooth 5.0に対応します。
また、オプションで4G/5G/LTEのWWANスロットやmicroSIMスロットがつけられます。
バッテリーは8,000mAhで、ストレージは最大128GB eMMCと2TBのPCIe NVMe M.2 SSD。OSはLinuxディストリビューション等。
MNT Reformとモジュールの互換性があるとのことで、同じ中身で外側を変えて使えるのは楽しいですね。
公式サイトはこちら。
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!