サムスン、シャオミ、モトローラから、それぞれ複数機種の折りたたみスマートフォンが発表されました。
サムスンからはGalaxy Z Fold4とFlip4、シャオミからはMIX Fold 2、モトローラからはMoto Razr 2022で、いずれもSoCにはSnapdragon 8+ Gen 1搭載。
OSはFoldタイプがいずれもAndroid 12L、FlipタイプがAndroid 12です。
サムスンに対するモトローラ・シャオミそれぞれの強みですが、Moto Razr 2022が価格、シャオミMIX Fold2が薄さです。
モトローラ「Moto Razr 2022」
まずはモトローラから。従来から、折りたたみ式のMoto Razrを出していましたが、その3世代目になります。
↓のように通常サイズを縦向きに2つ折りにコンパクト化するタイプ。Galaxy Z Flipシリーズと同じです。
特徴は有機ELを採用したことと、ハイエンドSoCを搭載したことです。
SoCにはSnapdragon 8+ Gen 1、最大8GB/12GB LPDDR5 RAM、128GB/512GB UFS3.1ストレージ、6.67インチFullHD+メインディスプレイに、2.7インチ(800×573)サブディスプレイ。ディスプレイはいずれも有機EL。バッテリーは3,500mAhで、重量は200gとなっています。OSはAndroid 12。
2020年に登場した初代Moto RazrはSnapdragon 710を、2世代目はSnapdragon 765Gを搭載していたのに対し、本機は最上位の800系を搭載してきました。
それでいて、予約受付中の中国では、約12万円と過去モデルよりも安くなっています。
シャオミ「MIX Fold 2」
続いてはシャオミから発表された折りたたみスマホ「Xiaomi MIX Fold 2」です。
こちらも中国で予約受付開始。Snapdragon 8+ Gen 1チップ搭載で、Leicaと共同開発したカメラを搭載しています。
メインディスプレイは8.02インチで2160×1914ピクセルの有機EL、120Hzリフレッシュレート。サブディスプレイは6.5インチ(2520×1080)有機ELで、こちらも120Hzです。
RAMは12GBで、ストレージは256GB/512GB/1TBの3種類。バッテリー容量は4,500mAh。大画面デバイスに最適化されたAndroid 12L搭載で、重量は262g。約18万円~となっています。
リアカメラは50MP+13MP+8MPで、フロントカメラは20MP。67wの急速充電対応。
広げたときの厚みが5.4mmで、折りたたんだときが11.2mm。Galaxy Z Fold4がそれぞれ6.3mmと15.8mmなので、これよりも薄くなっています。
サムスン「Galaxy Z Fold4/Flip4」
最後はおなじみサムスンのZ Fold4とZ Flip4です。どちらもSnapdragon 8+ Gen 1搭載。
Fold4のほうは、メインが7.6インチ(2176ax1812)有機EL、サブが6.2インチ(2316×904)有機ELでどちらも120Hzまでのリフレッシュレートに対応。
RAMとストレージはシャオミと同じで、12GB RAMと256GB/512GB/1TBストレージ。
リアカメラは50MP+12MP+10MPで、フロントカメラはサブディスプレイ側の10MPに加えて、広げたときに使う画面下4MP。
Android 12L搭載で、263g。約24万円~となっています。
最後にFlip4ですが、メインディスプレイが6.7インチ(2640×1080)有機EL、サブディスプレイが1.9インチ(260×512)有機EL。RAMは共通して8GBで、ストレージは128GB/256GB/512GB。リアカメラは12MP+12MPで、フロントは10MP。
3,700mAhバッテリーで、重量は187gとなっています。OSは通常のAndroid 12。
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