バッグの中に入れるガジェットポーチの形状は何がベストなのか?これは長年のテーマの一つでした。
たとえばガジェットポーチで有名なブランドとして、BellroyやNative Unionがあります。
それらのブランドの最新ガジェットポーチは↓で、いずれも箱形です。
これは、典型的なガジェットポーチの形状で、これら以外のブランドでも、ガジェットポーチといえばまずこの形状を思い浮かべるでしょう。
↓のように内ポケットやバンドが複数入っているタイプです。
ただ、このタイプはしっくり来ませんでした。
もちろん、チャージャーやケーブル、モバイルバッテリーなどのガジェット類を効率的に収納するのには適しているのですが、このポーチをバッグに入れると、かさばるのです。
箱形といいますか、ブロック形といいますか、直方体といいますか、この形状には満足できませんでした。
厚みを取りますし、面積も取ります。ガジェットポーチは2つ持ち運ぶのが通例の私などは、特にこの問題は深刻でした。
ガジェット類がたくさん入り、かつ、バッグに入れてもかさばらない。
このトレードオフを打破できるポーチについに出会いました。
それが↓です。アメリカのビジネスバッグブランドTUMIの「エレクトロニック・コード・ポーチ」です。これ、恐ろしく最高です。(使い込んでいるので、薄汚れていてすみません)
この、大型のペンケースのような形状。
使ってみると、とにかく使い勝手が素晴らしく良かったです。気に入って2つも買ってしまいました。当然毎日ヘビーに活用中。今回はこれをレビュー。
TUMIは多くの百貨店に入っていますし、大きな都市には直営店もあります。また、ヨドバシなんかでも一部売られています。
オンラインでは、こちらの公式ストア、もしくは↓の楽天公式ストアで販売中。
ビジネスバッグの中では高級ブランドですので、基本的に値引きはありません。どこで買っても税込6,600円です。
さすがに安くはありませんが、この価格の価値は十分にあります。BellroyやNative Unionよりも著名なブランドでありながら、TUMIの方が安いです。
ちなみにブラックの方がTUMIオリジナルで、↓のブルーはSOPHNET.というブランドとコラボしたカラバリです。こちらのSOPHNET.公式サイトで販売されています。税込7,700円。
さて、ではこのポーチがいかに最高かをご説明します。
1.軽くて頑丈
まず、非常に軽いです。↓のように実測で63g。レビュー撮影のために久々に中身を空にしましたが、あらためてその軽さに驚きました。
続いて、頑丈さです。これはTUMIの美点ですが、手荒なビジネスユースにも余裕で耐えられるタフネスさ。TUMIはバッグもいくつか何年も使っていますが、中華ブランドのように、糸がほつれたり、破けたりということがありません。また、世界中の拠点で修理などのサポートが受けられます。
チャックもしっかりしているので、開閉がスムーズで心地よいです。
2.見た目が端正
また、見た目もTUMIらしく機能美にあふれています。装飾や派手さは無いのですが、使い込むほどに馴染んでくるような、端正な佇まいです。
控えめに取り付けられたTUMIのブランドプレートもカッコいいです。
3.ガジェットを大量に詰め込める
本体サイズは5x9x24cmで、少し大きめのペンケースほどの大きさ。
これは本当によく考えられていて、チャージャー、ケーブル、イヤホン、マウス、モバイルバッテリーなどのガジェットが、とにかくたくさん入ります。
よくあるガジェットポーチのように、中にポケットや仕切りは一切ないのですが、この縦長でこのサイズ感はちょうどいい感じに多くのガジェットが収まりよくどんどん入っていくのです。
これは一番の驚きでした。「この形状と大きさが正解だったのか!」と思わず声に出すレベル。
↓の一式と、たまに加えてマウスも入れていますが、余裕で入ります。
4.カバンに入れてもかさばらない
そして、なんといっても縦長形状は、カバンに入れてもかさばらないのです。
これは他のガジェットポーチには無い、本製品最大の強みと言っても良いかもしれません。
ビジネスバッグの使い勝手を突き詰めて考えてきたメーカーならではの回答です。
縦向きにスポスポと入り、立方体のポーチにようにバッグ内の容積に無駄なスペースを作りません。
以上の特徴から、TUMIの「エレクトロニック・コード・ポーチ」は、私と同じようなガジェットポーチの悩みを抱えている方には、強くオススメできます。
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