10月末にいよいよ国内販売が開始する、GPD社の新型ゲーミングモバイルノート「GPD WIN Max 2」
Indiegogoのクラウドファンディングでも3億を超える出資が集まっている人気プロジェクトに。
↓でレビューした初代に続く2代目です。
こちら、秋葉原にあるハイビーム秋葉原本店で実機が展示されており、さっそく触ってきましたのでファーストインプレッションをお伝えします。
なお、GPD WIN Max 2は現在、ハイビームのこちらのページもしくはGPDダイレクトのこちらのページで予約受付中。バリアントごとの価格は、下記の通りです。
- 16GB/1TB:税込163,400円
- 16GB/1TB/LTE版:税込177,400円
- 32GB/1TB:税込181,900円
- 32GB/1TB/LTE版:税込195,900円
- 32GB/2TB版:税込207,000円
- 32GB/2TB/LTE版:税込221,000円
いずれもCPUはRyzen 7 6800Uで、LTEモジュールは14,000円で別途単体購入も可能。出荷は10月末予定で、1年間の国内保証が付きます。
まずはスペックおさらい
スペックは、6nmプロセスでTDP15-28w、8コア16スレッドのRyzen 7 6800U、GPUはRDNA2アーキテクチャのRadeon 680M、LPDDR5 RAM、PCIe4.0 NVMe M.2 2280 SSD、10.1インチ(2560×1600)10点マルチタッチディスプレイ、67Whバッテリーとなっています。
サイズは227x160x23mmで、重量約1kg。
振動モーターや3軸重力センサ、3軸ジャイロを搭載し、ゲームパッドはリニアトリガー付きのXBoxタイプ。
キーボードはQWERTYのフルキーボードで、2段階の明るさ調整付きのバックライト搭載です。
本体は6061アルミ・マグネシウム合金のアイアンブラック。
M.2接続のSIMスロットを装着でき、サイズはnanoのシングル。対応バンド帯は2G: GSM900/1800MHz、3G: WCDMA B1/B8 、 TD-SCDMA B34/B39 、 CDMA BC0、4G: LTE TDD B34/B38/B39/B40/B41、 LTE FDD B1/B3/B5/B8となっています。
ポート類は、USB4.0 Type-C x1、USB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen1 Type-A x3、HDMI2.1 x1、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット。
電源ボタンは指紋認証対応です。
100wの急速充電をサポートしており、公称バッテリー駆動時間は、処理の軽いゲームや作業で約14時間、普通程度のゲームや作業で6~8時間、処理の重いゲームや作業で3時間となっています。
1kgを超えている点が残念ですが、それ以外は非常にパワフルで期待できる一台です。
実機をご紹介
まず入力周りから。
キーボード上部にタッチパッド、左右にゲームパッドがついています。また、タッチパッド左のスイッチで、ゲームパッドをゲームコントローラーとして使うか、マウスとして使うかを切り替えるスイッチが。このあたりはGPDおなじみ。
本体はコンパクトながら、キーボードは広めに取られており、タッチタイピングも余裕。さらに右3列の記号キーエリアも省略されずに存在しますので、文章入力がしやすいです。UMPCは、筐体サイズの制約で記号系キーが数字キーの上にまとめられていたりすることが多いですからね。
左側面にはSD/microSDカードスロットとスピーカー、マイク。
右側面には、USB3.2 Gen1 Type-A x2とスピーカーです。
背面にはトリガーボタンL1/L2/R1/R2と、USB A/C、HDMI、3.5mmイヤホンジャックが並びます。小さいながら拡張性は犠牲になっていません。
底面はこの通り、M.2 SSDスロットと、4G LTEモデムを簡単に装着できるようになっています。
本機はノートパソコンとしても使いやすくなっています。ゲームよりも極小ノートPCとして使いたい方のために、ゲームパッドは↓のように蓋をすることができます。
外した蓋は、背面にマグネット装着可能。
印象:一回り大きくなったGPD Pocket 3
試しにMarvel’s Spider-Manをプレイしましたが、動きの激しいバリバリの3Dゲームながら非常にスムーズにプレイできました。
Ryzen 7 6800U、期待に違わぬ高性能です。
本体を触った印象ですが、GPD WIN Maxというよりも、↓でレビューしたGPD Pocket 3に似ています。
金属筐体でデザインが似ていて、キーボードの打鍵感もPocket 3に近いです。
厚みがあり、1kgの筐体なので、一般的なUMPCよりはゴツいです。OneMix4の倍くらいの厚みがあります。
ただ、1kgはノートパソコンとしては依然として軽いですし、何よりパワフルでキーボードなど入力周りも変則的なところが少ないため、総合的に使いやすさが良好な印象。
これはまさにパワフルなサブ機としてピッタリな一台でしょう。(メイン機として使えるスペックですが)
もちろん持ち運び用のPCゲーム機としても、現在販売されているどの機種よりもパワフルです。
GPD WIN Max 2は現在、ハイビームのこちらのページもしくはGPDダイレクトのこちらのページで予約受付中。バリアントごとの価格は、下記の通りです。
- 16GB/1TB:税込163,400円
- 16GB/1TB/LTE版:税込177,400円
- 32GB/1TB:税込181,900円
- 32GB/1TB/LTE版:税込195,900円
- 32GB/2TB版:税込207,000円
- 32GB/2TB/LTE版:税込221,000円
いずれもCPUはRyzen 7 6800Uで、LTEモジュールは14,000円で別途単体購入も可能。出荷は10月末予定で、1年間の国内保証が付きます。
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