今回は、Chuwiの新型10.36インチAndroidタブレット「Chuwi HiPad Max」をレビューします。
Snapdragon 680搭載でwidevineはL1、OSはAndroid 12。クアッドスピーカーに7,000mAhバッテリー搭載。デュアルSIMやGPSにも対応。
軽量化し、背面デザインなど外観も洗練されており、廉価Androidタブレットの中ではかなり完成度高い一台に仕上がっています。
8月27日(土)16:00までの5日間、AliExpressのこちらのページで27,982円で発売セール実施中。
2022/9/2追記:AliExpressセールは終了しましたが、Chuwi公式サイトのこちらのページで販売開始し、現在27,719円でセール中です。日本へは配送無料。
通常価格は5万円を超えており高いのですが、これから見ていく通り2万円台はコスパ高いでしょう。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
まず同梱物です。タブレット本体のほか、充電器とケーブル、SIM/microSDピン、マニュアル類となっています。
説明書は日本語にも対応。
続いてスペックは下記の通りです。
- SoC:Snapdragon 680
- GPU:Adreno 610
- OS:Android 12
- RAM:8GB LPDDR4
- ストレージ:128GB eMMC5.1
- 拡張ストレージ:microSD(最大512GB)
- ディスプレイ:10.36インチ(2000×1200)IPS
- リフレッシュレート:60Hz
- 通信:Wi-Fi 2.4G/5.0G、Bluetooth 5.0
- SIM:デュアルnano SIM
- バンド帯:
- GSM: B2/B3/B5/B8
- WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8
- LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/17/B20/B38/B40
- カメラ:リア8MP、フロント5MP
- GPS:対応
- センサ:加速度、光
- widevine:L1
- スピーカー:8Ω1w x4
- バッテリー容量:7,000mAh
- サイズ:246.50×156.25x8mm
- 重量:443g(実測)
SoCのSnapdragon 680は、Cortex A-73 x4とA53 x4のオクタコア。
ほか、8GB/128GBにFullHD+ディスプレイ、デュアルnano SIM、GPS搭載など。ジャイロは非搭載です。
7,000mAh(26.6Wh)バッテリーの公称駆動時間は、ウェブ閲覧10時間や700時間スタンバイ、6時間動画再生。急速充電は謳っておらず、手持ちの100wチャージャーで出力8wでした。
廉価Androidタブレットとしては珍しくwidevine L1のため、Disney+やHuluなど動画ストリーミングサービスの高画質再生も可能です。
外観はかなり洗練されています。ベゼル薄めなのに加えて、背面は微細なヘアライン加工で、指紋も目立ちにくくなっています。
写真ではわかりにくいのですが、非常に細かい加工が施されており、見た目も手触りも結構高級感あります。
厚みはスペック表通り8mmです。無印iPadよりも0.5mmほど厚いですが、手に持った印象は、廉価タブレットとしては薄く感じます。
重量は実測で443g。iPad Airよりも軽く、手に取るとやはり軽さを実感します。
長辺に、電源・音量ボタン、SIM/microSDカードスロット。
付属のSIMピンで開きます。nano SIM x2もしくはnano SIM x1/microSD x1の排他方式。
もう片方の長辺には、何もありません。イヤホンジャックは非搭載です。
短辺には、片側2スピーカー(合計4スピーカー)とUSB-Cポート。
逆側には残りの2スピーカー。横持ちで左右にスピーカーがくる形。
使い勝手
本体が10.36インチディスプレイに狭ベゼルとコンパクトで、443gと軽量なため、まずタブレットとして物理的に使いやすいです。
ディスプレイも鮮明です。ハイエンド機よりも若干輝度は劣りますが、それでも十分綺麗に表示してくれます。
同じく廉価タブレットに多く採用されているMediaTek UNISOC系チップ搭載機よりも体感レスポンスが良好。UI操作で引っかかりなどありません。
動画視聴も同様。4スピーカー搭載で、音質は悪くありません。廉価帯としてはかなり良い音です。
widevineがL1なのも強みです。通常、廉価AndroidタブレットはwidevineがL3で、アマゾンプライムやNetflixなど有料動画ストリーミングサービスの高画質再生が不可なものが多いのですが、本機は再生可です。
原神をプレイしてみますと、デフォルト画質は”低”です。”中”でもほぼ問題なく稼働。ただ、”高”以上は厳しいです。
ベンチマークスコア
Geekbench 5のスコアは、シングルコアが374pts、マルチコアが1,482ptsです。
ストレージ読み書きは下記の通り。
2万円台ならコスパ高い
以上、Chuwiの新型Androidタブレット「Chuwi HiPad Max」でした。
“Max”の名にふさわしく、廉価Androidtタブレットの中では高い完成度や充実したスペックを持っています。
操作についても、体感スピード含めストレスなく使うことができました。
ヘアライン加工の背面デザインや薄めのベゼルを含めて外観も安っぽさがなく、2万円台でセール中の現在はコスパ高く”買い”の一台です。(5万円は高いです)
というわけで、動画視聴やブラウジング、電子書籍やゲームなど、全般的に活用できる高コスパなAndroidタブレットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
本機は8月27日(土)16:00までの間、AliExpressのこちらのページで27,982円で発売セール実施中です。
2022/9/2追記:AliExpressセールは終了しましたが、Chuwi公式サイトのこちらのページで販売開始し、現在27,719円でセール中です。日本へは配送無料。
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コメント
CHUWI HiPad Maxを公式サイトで購入しました。
数日使っているのですが、数秒間フリーズした後に再起動する、という問題が頻発しており往生しています。使っていないときにも発生しているようで、さて使おうとすると再起動後の画面になっていることがしばしばです。
ご購入の皆様はいかがでしょうか?
個体の問題なのかわかりかねており、なにか情報があればお願い致します。