今回は、新型の10.1インチ廉価Androidタブレット「Teclast M40 Air」をレビューしていきます。
“Air”の名を冠している通り、薄型軽量化が進んだ一台。440gとiPad Airよりも軽く、後述するように筐体もコンパクトなので、取り回しやすい一台。
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それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
本体は、手が大きめの人であれば↓のように片手で持てるサイズ感です。
スペックは下記の通りです。
- SoC:Helio P60(MT6771)
- GPU:ARM Mali-G72 MP3
- RAM:8GB LPDDR4
- OS:Android 11
- ストレージ:128GB UFS2.1
- ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)
- Wi-Fi:2.4GHz/5.0GHz
- Bluetooth:5.1
- カメラ:リア8MP、フロント5MP
- バッテリー容量:6,000mAh
- 急速充電:18w
- GPS:対応
- 拡張ストレージ:microSD
- widevine:L3
- センサ:
- サイズ:240x158x7.9mm
- バンド帯:
- GSM: B2,B3,B5,B8
- WCDMA: B1,B2,B5,B8
- LTE: B1,B3,B5,B7,B8,B20,B34,B38,B39,B40,B41
- 重量:442g(実測)
Helio P60は、12nmのARMチップで、Cortex A73 x4とA53 x4のオクタコア。
8GB RAM、128GBストレージはUFS2.1採用で、ほかGPSやデュアルSIMによるモバイルデータ通信にも対応。
10.1インチ1920×1200と高解像度。OSはAndroid 11。
一般的な廉価タブレット同様にwidevineはL3なので、アマプラやNetflixの高画質再生には対応しません。(YouTubeは問題なし)
厚みは実測で7.56mmでした。廉価タブレットの方では結構薄いです。
短辺にはUSB Type-Cポートとnano SIM/microSDスロット、4つのうち2つのスピーカー。
付属のSIMピンでスロットを開きます。nano SIM x2もしくはnano SIM x1/microSDの排他方式。このあたりも一般的な仕様。
逆サイドには、もう2つのスピーカー穴です。4つあると、横向きで両手で持っていてもスピーカー穴を全部塞がないので便利です。
長辺には、電源・音量ボタンとマイク穴。デュアルマイクです。
背面はメタル外装。カメラは1mmほど飛び出ています。シンプルなデザイン。
重量は実測で442g。軽さは大きなメリット。iPad Airが460gくらいありますので、それよりも若干軽くなっています。
iPadシリーズとのサイズ比較
大きさのイメージを持っていただくために、iPad Air、miniと比較してみましょう。いずれもそれぞれ第5世代・第6世代の最新モデルです。
まずフットプリントですが、↓のようにAirとminiのちょうど間。
Airよりも一回りコンパクトです。
厚みは、こうして重ねるとよく似ています。
隣に並べてみると、Teclast M40 Airの方が、ディスプレイガラスの分だけ1mmちょっと厚くなっています。
実際の使い勝手
実際の使い勝手を見ていきます。
まず通常のUI操作では、結構スムーズな印象。格安タブレットはUI操作にそもそもカクツキがあることが少なくありませんが、その点は大丈夫です。
ディスプレイの発色も、悪くありません。素晴らしいといえるほどクリアで鮮やかではありませんが、解像度も高く、使っていて気になるレベルではありません。ベゼルは昨年までの格安タブレットよりも一回り細くなっており、よりモダンな見た目。
4スピーカーの音質は良好で、音量も大きく出ます。音質は、これまでの廉価タブレットから一段進化しています。YouTubeを1080pで見ても、遅さなどは感じません。
ただ、Helio P60なので、3Dゲームは結構厳しいです。
原神は画面デフォルトの”低”で、たまにカクツキがあります。中以上では厳しい印象。ソシャゲなどライトなタイトルであればプレイに問題ないです。
カメラは8MPなのでオマケ程度です。
↓はPixel 6aで同じシーンを撮影したものですが、これと比べると青みがかって細部も荒くなっています。GoogleのAIゴリゴリカメラと比べるのは酷ですが。
ベンチマークスコア
最後にベンチマークスコアです。
まずGeekbench 5は、シングル284、マルチコア1246。
ストレージ読み書きは下記の通り。eMMC搭載機よりも、読み込みは早くなっています。
軽量コンパクトでバランス良い一台
以上、Teclastの新型Androidタブレット「Teclast M40 Air」をレビューしました。
廉価Androidタブレットとして他の同セグメント機種と比べて大きな欠点なく、比較的バランス良く仕上がった一台。
特に筐体は従来の同社Androidタブレットよりも軽量化が進んでおり、高解像度ディスプレイは引き続き採用、かつ4スピーカー搭載ということで、コンテンツ視聴用に気軽に使える一台として便利でしょう。
セール期間中の現在、アマゾンの↓のページで23,920円で購入できますので、コスパ高くなっています。(8/29まで)
廉価Androidタブレットをお探しの方は、チェックしてみてはいかがでしょう。
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