↓でレビューした「1MORE ComfoBudsZ」は、寝ながら使いやすいように工夫されたイヤホンでした。
簡単にいうと非常に軽くて小さいため、寝転んで横向きになっても耳が痛くなりにくくなっています。また、タッチセンサやマイク非搭載で誤動作もなく、柔らかい音質にチューニングされています。
音楽を高音質で楽しみたいとか、テレワークに使いたいといった用途には向きませんが、寝る前にYouTubeをだらだら観ながらそのまま眠りにつく、といった用途に最適化されています。
さて、今回はこのパワーアップ版である「1MORE ComfoBudsMini」をレビューします。Zから、より一般的な完全ワイヤレスイヤホンに機能を近づけた商品。
↓で税込13,990円。現在3,000円OFFの10,990円で購入できます。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)やタッチセンサ、マイクも搭載しています。Qiワイヤレス充電にも対応。
イヤホンとしての実力はどの程度のものか?見ていきましょう。
外観とスペック
まず同梱物ですが、イヤホンと充電ケースのほか、交換用イヤーピース合計4セット、充電用USB Type-C to Aケーブル、マニュアルとなっています。
マニュアルは日本語対応。
本体は、Zほどではないですが、これまた小さいです。まるっとしています。
開くとこんな感じ。ケースとイヤホンそれぞれに、LEDインディケータがついています。
サイドにはペアリングボタン。
底面には充電用USB Type-Cポート。
重量はケース込みで42.5g。これまたZほどではないにせよ軽いです。
イヤホンは片耳3.8gです。Zが2.6gなので、それより1gほど重くなっています。
接続はBluetooth 5.2、最大40dBのアクティブノイズキャンセリング機能。IPX5防塵・防滴対応。ANCオフだとイヤホン単体で6時間、ケース再充電で最大24時間駆動。10分の充電で90分の再生が可能。
↓のように外側に通話用マイクとLEDインディケータ。
内側には着脱検知用の赤外線センサ。イヤホンを外すと音楽が一時停止します。
サイズを、ソニーWF-1000XM4、AirPods Pro、ComfoBudsZと比べてみます。やはり1000XM4やAirPodsよりはだいぶコンパクト。
Zと比べると、充電ケースもイヤホン自体も、若干大きくなっています。
ノイキャンON/OFFで音質がかなり変わる
タッチ操作ですが、1タップは無く、2タップで再生・停止・通話。3タップで音声アシスタント。長押しでモード切替です。
モードは、外音取り込み・ANCオフ・ANCオンが切り替わります。モードは言葉でなく音で表現されているので、今どのモードなのかは少し分かりづらくなっています。
ノイキャン性能ですが、騒音を若干低減させてくれるというレベル。静寂空間が訪れるといったレベルではありません。声や音も普通に聞こえます。
音質ですが、ノイキャンONの時は低音が強調され、OFFや外音取り込みの時は、悪く言えばシャリシャリサウンドになります。ノイキャンONの音質は廉価イヤホンとしてそこそこですが、OFFや外音取り込みモード時の音質はお世辞にも良いとは言えないでしょう。
まとめ:個人的には割り切ったZの方が高評価
以上、寝ながら使えるイヤホン「1MORE ComfoBudsZ」を見てきました。
ノイキャンON/OFFで音質レベルが結構変わること、ノイキャン性能もそれほどガチではないことなど、2~3万円クラスの一般的なANC対応完全ワイヤレスイヤホンと比べると、若干中途半端な立ち位置になっています。
もちろん寝ながら使うには耳が痛くなりにくく良いのですが、それであれば↓のZの方が、機能も音質も割り切って価格も抑えており、コンセプトが明確です。
イヤホンが小さく軽く、バッテリー持ちも良く、音質もZよりは良いので、寝ながら使うためにZよりも機能が豊富なイヤホンという意味ではニーズに合う方もいらっしゃるかもしれません。
寝ながら使うイヤホンをお探しの方は、参考にしてみてください。
「1MORE ComfoBudsZ」はアマゾンの↓で税込13,990円。現在3,000円OFFの10,990円で購入できます。
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