小型化に命をかけているオープンソースハードウェア企業「TinyCircuits」が、1インチディスプレイの指先サイズメディアプレーヤー「TinyTV 2」と「TinyTV Mini」をKickstarterでクラウドファンディグ実施中です。
同社は昨年、↓のキーホルダー式携帯ゲーム機「Thumby」もクラファン実施しました。
TinyTV 2は49ドル(約6,800円)で、6.5万色対応の1インチ(216×135)IPS TFTディスプレイ、150mAhバッテリー、Raspberry Pi RP2040プロセッサ、モノラルスピーカー、内蔵8GB microSDカードスロット、充電・データ転送用USB Type-Cポートを備えたブラウン管テレビ風外観のメディアプレーヤーです。
上部には電源ボタン、左右つまみでボリュームやチャンネルを切り替えられて、前面スピーカーと背面USB-Cポートを備えています。
最大10時間分の動画を保存でき、連続再生時間は2時間程度。このガジェットで2時間以上動画を見続けようとは思わないでしょうから、十分でしょう。
また、さらに小さな「TinyTV Mini」もあります。こちらも同じく49ドルで、ディスプレイではなく筐体が1インチという極小サイズ。
64×64ピクセルの65万色表示の有機ELディスプレイ、50mAhバッテリーを備えています。基本的な機能は同じです。ただ、こちらはつまみはなく、前面はディスプレイとIRレシーバーのみとなっています。
これらのデバイスに動画をストリーミングできるミラーリングユーティリティも提供されます。
クラファンは11月17日までで、発送は2023年3月予定。Kickstarterのクラウドファンディグページはこちら。
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