Palm Pilotといえば、iPhoneなどが出るよりも遥か以前に、PDAと呼ばれるポケットサイズのペンやタッチ操作の小型デバイスでヒットしていた端末です。
基本的には英語圏の言語で入出力するのに最適化されていたため、日本では日本語利用に最適化されたシャープのSAURUSの方が有名でした。が、少なからずユーザーがいました。
そんなPalm Pilotのアプリが、Internet Archivesでエミュレーターと合わせて実行可能になっています。
Internet Archivesは、ウェブページのアーカイブを進めているアメリカのプロジェクトですが、ウェブページだけでなく↓のDOSゲームなどの実行ファイルも貯めていっています。
Internet Archivesはファイル単体だけでなく、実行環境をまるごと保管して、あたかも当時と同じように閲覧できるのが特徴。
そしてPalm Pilotも同じように実行環境とあわせて複数のアプリが公開されています。
ホーム画面はおなじみ↓の通り。iPhoneのご先祖様(の一つ)です。
Palm用のアプリは、Software Library: Palm and Palmpilotにあります。
SwiftやJavaで開発が上手くいかないなど現実が辛くなったら、ぜひ思い出に浸ってみてください。