↓でお伝えした「Pimax Portal」は、基本的にはAndroid端末なのですが、様々なパーツと組み合わせて使い方が広がる面白いデバイスです。
こちら、Kickstarterでクラウドファンディングが開始しました。
まずは商品の概要から。
基本的には、左右着脱式ゲームコントローラーを備えたAndroid機「Pimax Portal」が母艦です。
PortalとPortal QLEDの2種類あります。
スペックは共通してSoCにQualcomm XR2オクタコア、Adreno 650 GPU、5.5インチ(3840×2160)ディスプレイ、4,000mAhバッテリーなど。通信はWi-Fi6EとBluetooth 5.1に対応しています。
Portalの方が液晶ディスプレイ、QLEDの方がQLED+mini LEDです。メモリはPortalが8GB/128GBもしくは8GB/256GBで、QLEDの方は8GB/256GB。
ボタン配置は↓の通りで、一般的なXboxタイプのゲームコントローラーが、Nintendo Switchライクな着脱式コントローラーとして用意されています。
ここからが本機のユニークな点なのですが、まずコントローラーを外して、専用のヘッドマウントに装着することで、Meta Quest的なVRヘッドセットのゲーム機としてプレイ可能。
本体は端末の中に入っているのでワイヤレス。コントローラー部には、Meta Quest同様に壁や人に当たった時のダメージを軽減する円形アタッチメントも装着します。
なお、本体背面には4つのカメラがついており、Meta Questをプレイした方なら分かると思いますが、プレイ中に視界が塞がれている前面が見えるようにするためのものです。
VRヘッドセットは「Portal View」もしくは「Portal QLED View」という名称で、FoVは100度、これ自体に4,000mAhないしQLEDの方は加えて6,000mAhのバッテリーを搭載しています。
価格は、Pimax Portalが数量限定のEarly Birdの8GB/128GBで299ドル(執筆時点で40,161円)、8GB/256GB版が399ドル(53,592円)、QLEDが549ドル(73,739円)。
VRセットが、8GB/128GBのEarly Birdで449ドル(60,308円)、8GB/256GBで499ドル(67,024円)、QLEDで599ドル(80,455円)となっています。
このほかにも、Developer Versionなど複数の選択肢が用意されています。
Kickstarterのクラファンページはこちら。
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