今回は、新登場した1万円台Androidタブレット「N-one NPad Air」をレビューします。
1万円台ながら、FullHD+ディスプレイ、デュアルnano SIMとGPSにも対応した一台。イヤホンジャックもついています。
↓のページで通常19,990円のところ、現在3,000円OFFの16,990円で購入可能になっています。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
外箱はシンプルなホワイト。
同梱物は、本体のほかUSB Type-A to Cケーブル、USBアダプター、マニュアル、SIMピンです。
アダプターは10w出力。
アダプター側はUSB-Aになっています。
マニュアルは日本語対応。ただ、特に複雑なことは書かれていません。読まなくても大丈夫です。
スペックは、SoCにUNISOC T310。これはCortex-A75 x1、Cortex A-55 x3のクアッドコアです。TSMC製の12nmプロセスチップ。GPUはPowerVR Rogue GE8300。
RAMは4GB、ストレージは64GB eMMCで、ディスプレイは10.1インチ(1920×1200)。バッテリー容量は6,200mAhで、最大1TBのmicroSDカードにも対応。
デュアルバンドWi-FiとBluetooth 5.0のほか、デュアルnano SIMによるモバイルデータ通信にも対応。
対応バンド帯は、4GがB1/3/5/7/8/20/38/39/40/41、3GがB8/2/1/5、2Gが850/900/1800/1900。
カメラはリア5MP、フロント2MPです。ほかGPSにも対応しています。
widevineはL3なので、アマプラやNetflixの高画質再生はできません。YouTubeは問題なし。センサ類は加速度のみ。ジャイロや近接は非搭載です。
外装はそこまでチープな印象は受けません。カメラリングは↓のように金色です。
側面には電源・音量ボタン、充電用USB-Cポート。
上側には、3.5mmイヤホンジャックとSIM/microSDカードスロットがついています。
スロットは、nano SIM x1 + microSDもしくはnano SIM x2の排他方式です。付属のピンで開けます。
底面にはデュアルスピーカーを搭載しています。
背面は↓の通り。N-Oneロゴがプリントされています。
背面に貼られたシールに、PSEマークや技適マークがプリントされています。
重量は実測で519g。厚みは平均的ですが、400g台が増えてきた10インチタブレットとしては少し重いです。
実際の使い勝手
表示品質、レスポンス、スピーカー音質など、いずれも価格相応の品質といった印象。すごく良いわけではなく、すごく悪いわけでもなく。1万円台半ばであれば、こんなもんでしょうというところ。
ブラウジングは特に問題なくできます。
動画も、特に引っかかりなど感じずに高画質再生できます。輝度は若干暗めながら、解像度は高いので精細で、色味も青み系ながらそこまで違和感はありません。音質は良くはありませんが、音が割れたりはしません。
4コアなので、原神は厳しいです。低画質設定でプレイはできますが、かなりいっぱいいっぱいな印象。こういった3Dグリグリ系とか音ゲーは厳しいですが、そうではない一般的なゲームであれば問題なく動きます。
ベンチマークスコア
Geekbench 5は、シングルコアが354、マルチコアが699です。
ストレージ読み書きは下記の通り。eMMCの典型的スコアとなっています。
すべてそこそこだが、GPSやデュアルSIM対応は○
実際に使っていると、滑らかで快適とはいきませんが、1万円台タブレットとしては悪くはない出来映えです。
GPSやデュアルnano SIMに対応し、イヤホンジャックがついていて、FullHD+ディスプレイということで、そのあたりは頑張っています。ただ、4コアのUNISOC T310なので、パフォーマンスは高くありません。
というわけで、SIMやGPS対応の高解像度な格安タブレットをお探しの方は、チェックしてみてはいかがでしょう。
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