今回は、多数の廉価タブレットやノートパソコンをリリースしているTeclastから新登場した、メタルブルーのカラーリングが特徴的な新型Androidタブレット「Teclast M40 Plus」をレビューします。
昨今、円安影響で廉価タブレットであっても3万円前後の機種も当たり前になってきましたが、現在セールで2万円で購入できる本機は、そういう意味でコスパが高めな一台になっています。
昨今、円安影響で廉価タブレットであっても3万円前後の機種も当たり前になってきましたが、現在セールで2万円で購入できる本機は、そういう意味でコスパが高めな一台になっています。
本機は現在、アマゾンの↓のページで、通常27,900円のところ7,000円OFFの20,900円でセール中です。
その実力やいかに。さっそく見ていきましょう!
外観とスペック
同梱物は、本体のほかUSB Type-A to Cケーブル、USBチャージャー、microSDカードスロット用ピン、マニュアルとなっています。
マニュアルは日本語対応。
チャージャーは10wです。
USB-Aポート。
そして本体、メタルの背面は落ち着いたブルー。タブレットとしては珍しいカラーリングです。
スペックですが、SoCにMediaTek MT8183を採用。これは12nmプロセスで、Cortex A73 x4とA53 x4のオクタコア。GPUはARM Mali-G72 MP3。
10.1インチ(1920×1200)IPSディスプレイ、8GB LPDDR4x RAM、128GB UFS2.1ストレージ、Android 12、7,000mAhバッテリーという構成。カメラはリア8MP、フロント5MP。
MicroSDカードスロットと3.5mmイヤホンジャックを搭載しGPSに対応しています。生体認証は顔認証に対応。
通信はデュアルバンドWi-FiとBluetooth 5.0。SIMには対応していません。
widevineはL3。アマゾンPrimeビデオやNetflixの高画質再生には非対応です。YouTubeは高画質再生可能。
背面に貼られたステッカーに、PSEマークや技適マークがついています。
上部には、microSDカードスロットと3.5mmイヤホンジャック。
付属のピンを使ってmicroSDカードスロットを取り出します。SIMが入りそうな形状ですが、SIMには非対応。
充電はUSB Type-Cポート。ほか、電源ボタンと音量ボタン。↓
底面にはデュアルスピーカーがついています。
重量は実測で532gとなっています。昨今、廉価タブレットであっても軽さを訴求した400g台のものが出てきていますので、532gは10インチタブレットの中では重めの部類。
実際の使い勝手
オクタコアを搭載していますが高速なチップというわけではないため、原神などの重い3Dゲームはギリギリプレイできるといったレベルです。クアッドコアのタブレットのような厳しさはないものの、低画質モードでも快適プレイとはいきません。
ただ、原神クラスのゲームを除けば、そこまでのストレスなくプレイ可能です。
ディスプレイはFullHD+で高解像度なので、動画視聴はカクツキもなく表示も綺麗なので快適です。このクラスのタブレットとしては、音質も悪くありません。
ブラウジングなどの用途は、ストレスなくこなしてくれます。
ベンチマークスコア
シングルコア性能は低いですが、8コアなのでマルチコアスコアは1,000を超えこのクラスとしては平均的な水準。
ストレージは低速なeMMCでなくUFSを採用しているため、ストレージ読み書き速度もそこそこ出ています。
2万円なら悪くない
タブレットにSIMは不要という方も多いでしょう。その分のコストをおさえて価格もおさえめにしている本機は、ユースケースが合う方には悪くない選択肢になります。
重いゲームをプレイしたいといったニーズには合わないものの、ディスプレイの表示品質や音質など悪くなく、ストレージはUFSなので、widevineがL3である点を除けばコンテンツ視聴用や軽いアプリの利用には良いでしょう。
廉価Androidタブレットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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