昨今、徐々に増えてきたARMチップ搭載のWindowsマシン。
サムスンからも、↓でお伝えしたSnapdragon 8cx Gen3搭載の2in1モデルが発表されています。
ARMチップを採用するメリットは、モバイルで培った接続の信頼性やLTE対応、消費電力の低さなど。パフォーマンスに課題はあるものの、今後のチップ・Windows双方の進化で、スマホのようにWindowsが使えるようになる嬉しい時代を実現してくれるかもしれない技術です。
今回、Snapdragon 7c Gen2搭載の2-in-1モデルを、TCLが発表しました。
TCLは廉価なテレビ等の家電製品で有名な中国のメーカーで、今回発表したものは「TCL Book X12 Go」です。
Snapdragon 7c gen2は、QualcommのPC向けチップのエントリーライン。Chromebookなどに採用されることが多く、上述したサムスン機に搭載された8cxの下位ラインとなります。
外観は↓のようによくあるWindows 2-in-1機のもの。
チップ以外のスペックは、12.2インチ(2160×1440)NXTPAPERディスプレイ(液晶です)、最大8GB RAM、最大256GBストレージ、タブレット部は599gとなっています。30Whバッテリーにリア8MPフロント5MPカメラ、microSDカードスロット、4スピーカーにマイクも搭載。
廉価Windows 2-in-1で高速なマシンではありませんが、手軽にARM Windows機を試せるので、価格やパフォーマンスによっては一定の需要があるかもしれません。
発売は2023年後半とのことで、展開国・地域や価格は未発表。
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