多数の廉価タブレットやノートパソコンをリリースしているAlldocubeの新型Androidタブレット「Alldocube iPlay 50 Pro」が、1月16日に発売開始します。
AliExpressのこちらのページで、当初100台が139.99ドル(約1万8千円)、続いて169.99ドル(約2万2千円)の予定。ただ当初100台を狙うのは相当ハードルが高いので、実質2万2千円セールとなります。
なお、iPlay 50シリーズはこれ以外にも、↓でレビューしたUNISOC T618搭載「Alldocube iPlay 50」がこちらのページ約16,000円でセール中。
低スペック・低解像度な「Alldocube iPlay 50S」はこちらのページで約14,000円となっています。(50Sはやめた方がよいと思います)
スペック
今回登場するProのスペックですが、SoCにHelio G99(MT6879)でCortex-A76 x2とA55 x6のオクタコア、8GB RAM、128GB UFS2.1、最大2TBのmicroSDカードスロット、10.4インチ(2000×1200)IPSディスプレイ、リア8MPフロント5MPカメラ、Android 12、6,000mAhバッテリーとなっています。
デュアルSIMにも対応し、バンド帯はGSM: B2/3/5/8、WCDMA: B1/2/5/8、TDS: B34/39、FDD: B1/2/3/5/7/8/20/28AB、TDD: B38/39/40/41。
3.5mmイヤホンジャック搭載でGPSにも対応しています。
サイズは157.8x248x8.4mmで、公称重量466g。
買いなのか?
本機は買いなのか?を見ておきます。
まず本機は、コンテンツセキュリティレベルがwidevine L3の可能性が高く(L1が訴求されておらず、iPlay 50はL3)、NetflixやアマゾンPrime Videoの高画質再生は不可。
↓で先日お伝えした通り、昨今widevine L1の1万円台廉価・高画質タブレットが出てきていますので、コンテンツ視聴用であればAlldocube iPlay 50 Proよりもこれらにした方が良いでしょう。
Helio G99搭載機が良いのであれば、シャオミの「Redmi Pad」があります。
日本で買うと4万円近くしますが、AliExpressのこちらのページで2万円台半ばとなっていて、iPlay 50 Proとほとんど変わりません。
それでいて、リフレッシュレートが90Hzでドルビーサウンドだったり、もちろんwidevineもL1なので、スペックも品質もiPlay 50 Proよりも勝ります。
iPlay 50 Proはこのように、widevine L1対応の廉価機とシャオミに挟まれて、かなり微妙な立ち位置となっています。
こうした競合環境の中でのコスト削減の結果か、冒頭レビューのiPlay 50も青み液晶で、2年前のiPlay 40と比べると「?」な点が目立ちました。
というわけで、買うかどうかは上記の競合機の存在も踏まえて、慎重に判断しましょう。
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