今回は、多数の高コスパなイヤホンをリリースしているSOUNDPEATSの新機種「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」をレビューします。
1万円以下ながら、LDAC対応でハイレゾ再生を楽しめて(ハイレゾワイヤレスの認証取得済)、6マイク搭載によるノイズキャンセリングや外音取り込みにも対応。
音質も通話品質も良好で、この価格帯にしてはとても完成度高い一台に仕上がっています。
価格はアマゾンの↓のページで通常税込8,480円のところ、現在1,500円OFFクーポンが適用でき、かつ5%OFFクーポンコード「CPS3PBLG30」を適用することで、差し引き税込6,556円で購入できます。(2023/1/31まで)
この価格ですと、良い買い物になるでしょう。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
同梱物は、↓のようにイヤホンと充電ケースのほか、充電用USB Type-C to Aケーブル、マニュアル、交換用イヤーピース(S/M/L)となっています。
マニュアルは日本語対応。使い方が詳しく書かれています。
ドライバーは12mmのダイナミックドライバーで、再生帯域は20Hz-40kHz。再生時間はイヤホン単体で8時間、ケース併用で52時間です。ノイキャンは43dBのアクティブノイズキャンセリングで、遅延70msの低遅延(ゲーム)モードも搭載しています。
防水はIPX4で、片耳再生も可能となっています。ワイヤレス充電には非対応。
充電ケースはプラスチック製で、全面にインディケーターがついています。↓
背面のヒンジ部は、本機のイメージカラーであるゴールドのロゴプレートがあしらわれています。
底面は充電用のUSB-Cポートとリセットボタン。USB-Cポート周りにもゴールドの縁が。
ケースを開くと↓のようになっています。イヤホン本体にも、ゴールドのパーツがあしらわれており、全体的に高級感を感じさせるデザイン。
重量は、イヤホン片耳単体で4.7gと軽量です。AirPods Pro 2が5.3gなので、それよりも軽くなっています。
ケースとイヤホンをすべて含めると49g。これまた50gを超えるAirPods Proよりも軽量。
続いてはイヤホンを見ておきましょう。
タッチセンサのある側面には、↓のようにゴールドのプレートがあしらわれています。
↓の上部に見えるゴールド部はマイクで、これ以外に中程と底面の片耳計3カ所、両耳合計6マイクを搭載しています。
実際の使用感・音質
まず耳への装着感ですが、適切なサイズのイヤーピースをつけることで、しっかりと装着できます。頭を振ったり、激しめの運動でも外れません。軽いので圧迫感もそれほど感じません。
音質は低音が迫力あるドンシャリ系で、もちろん音割れやチープさはなく、音の鳴りはきめ細かく、1万円台とは思えない高音質を楽しめます。
また、専用アプリを入れることで、↓のようにイコライジングも可能。プリセットのものから選択することもできます。
ノイキャンや外音取り込み、再生・停止、音量上げ下げなど、一通りの操作はタッチで可能ですが、機能が多いだけにはじめは少しとまどいます。が、半日も使えば慣れます。
ノイズキャンセリング性能ですが、ソニーのWF-1000XM4のような静寂をもたらすタイプではなく、騒音を軽減するタイプ。たとえばエアコンの動作音などはよく消えますが、多くの音はそのまま聞こえます。聞こえる音が全体的に音量ダウンするようなイメージ。風切り音はします。
静寂な環境下では若干のホワイトノイズがあるものの、自然な騒音軽減で普段の生活に使いやすいノイキャンです。
外音取り込みについても、あまり違和感ない音です。
素晴らしいコスパ
繰り返しになりますが、1万円以下イヤホンとしては、素晴らしい出来映えとしか言いようがありません。
ノイキャンで完全な静寂を実現したいなど、ハイエンド機に求める性能とはさすがにいきませんが、音質や使い勝手、接続性などで、大半のユーザーはまず不満を感じることはないでしょう。
手頃な価格で高品質なイヤホンが欲しいという方は、ぜひ検討してみてください。
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