昨今、GPDやOne-Netbook、AYANEOなどの中国メーカーから、Windows搭載のポータブルなゲーミングマシンが大量に登場しています。
また、Steamを運営するValveからも、携帯してPCゲームをプレイすることに特化したSteam deckが登場して世界中で大人気です。
Valve以外は大手による商品投入がなかったこのカテゴリですが、ついに大物ASUSから登場しました。
その名も「ROG ALLY」。ROGはRepublic of Gamersの略で、ご存じASUSのゲーミングブランドです。
気になるチップセットですが、これは中国メーカーで一般的な汎用チップではなく、Steam DeckやNintendo Switchと同様のAMDカスタムチップです。
パフォーマンス、バッテリー駆動時間、発熱など様々な観点で同社が採用チップを検討し、ベストな回答はカスタムメイドだったのでしょう。
この時点で非常に期待できます。
まだ具体的なスペックや価格、発売時期は明らかになっていません。
ただ、同社の公式動画の中で、筐体はかなり見せています。
まず右側は↓のように一般的なA/B/X/Yとジョイスティック、メニューボタンなど。
左側は十字キーとジョイスティック、こちらにもファンクションボタン。キー配列は一般的です。
背面は↓の通りで、このサイズですとおそらく8インチクラスではないかと思います。
前面左右にスピーカーを搭載していて、ジョイスティックはRGBライティングしていることが分かります。
また、動画の中で著名なAAAゲームを実際にプレイする様子が立て続けに紹介されますが、いずれも非常に滑らかに動いていることが分かります。
細かくは見えませんが、↓のシーンでは同機をドッキングステーションのようなものに着脱する様子が見えます。
↓でも外部ディスプレイ接続してプレイするユースケースも訴求されていますので、ドックは提供される可能性が高そう。
また、↓のように外部GPUに接続してGPUパフォーマンスを上げることもできるようです。これはROGのモバイルラインでは一般的な特徴。
以上、ASUS ROGから発表されたROG ALLY、楽しみすぎて夜も眠れません。
大手の参入により、GPDなどがどう対抗するかも見物です。
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