マイクロソフトがWindowsに、ポータブルゲーミングPC(ゲーミングUMPC)向けに最適化されたモードを搭載するかもしれません。
つまりWindowsを、↓のようにSteam DeckやNintendo Switch風に操作できるモードです。
昨今、ハイスペックなモバイル向けチップセットを搭載し、ゲームコントローラーと一体化した小型Windowsマシンが中国メーカーから多く出ています。
たとえばGPDやOne-Netbook、AYAなどの会社が有名です。
先日は、ついに大手ASUSからも、↓のWindows搭載ゲーム機「ROG ALLY」が発表されました。
GPDやAYANEOなどのWindows機の場合、OSはゲームコントローラー操作に最適化されていませんので、ポータブルゲーミングPCははっきり言って使いづらいです。
ただでさえ7~8インチの極小画面を指先でタップして操作します。Windowsは11インチ以上の画面を、マウスやタッチパッドで操作するのに最適なようにUI設計されていますので、仕方ないことです。
一応、AYA SPACEなどのコントローラー操作モードが搭載されていますが、基本的にはゲームランチャーなので抜本的にWindowsである故の操作しづらさを解消するものではありません。
その点、はじめからPCゲームのポータブル利用に特化したSteam Deckは、OSレベルでコントローラー操作に最適化されているので、Nintendo Switchのような使いやすさでPCゲームをプレイでき、↓のレビューでも書いたとおり、これが同機の大きなメリットの一つでした。(もちろんSteam DeckにWindowsをインストールすることもできます)
そんな状況を変える可能性のある動きが出てきています。
マイクロソフト社員がハッカソンイベントで、「Windows Handheld Mode」のプロトタイプを公開し、WalkingCatがプレゼンと動画を公開したことで、話題になっています。
https://t.co/OWiw0f2k2v pic.twitter.com/RdSGMmhgBd
— WalkingCat (@_h0x0d_) April 13, 2023
もしこれがWindowsに搭載されれば、hpやDELL、レノボなどの大手が参入し、ポータブルゲーミングPCが一気に盛り上がる可能性があります。Steam DeckでのWindows利用も簡単になるでしょう。
楽しみですね!
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