ポータブルゲーミングPCを多数リリースしているAYA社は、同社AYANEO 2とAYANEO Geekそれぞれの後継モデルである「AYANEO 2S」と「AYANEO Geek 1S」を発表しました。
5月中旬にIndiegogoでクラウドファンディグを実施し、6月下旬に出荷開始予定。
AYANEO 2は↓のように20万円ほどのRyzen 7 6800U搭載機。後継の2Sは、Ryzen 7000U系チップセットを搭載するようです。
一方で、筐体デザインは同じで、CPU以外はほぼ現行機のものになる見込み。↓
Zen 4 CPUコアとRDNA 3グラフィックスのRyzen 7000U系は、モバイル向けチップながら高い処理性能を持っています。大半のAAAゲームも滑らかにプレイ可能。
AYANEO 2Sは、7インチディスプレイに16GB以上のRAM、PCIe NVMe SSDなどを搭載すると見込まれます。
AYANEO Geek 1Sの方は、これの廉価版という位置づけ。最廉価構成では、現行のGeek同様に1280×800というFullHDに満たないディスプレイを採用するなど、コスト削減を図ります。
同社は2Sシリーズ登場後も、Ryzen 7 6800U搭載の現行機の販売は続けるとのこと。
当然価格は大幅に下げないと売れないので、もし現行のAYANEO 2が7万円くらいになれば悪くないかもしれません。
一方で、このジャンルには大手ASUSからROG Allyがまもなく登場します。
こちらはRyzen 7000Uシリーズ同等以上の処理性能ながら10万円を切るレベルの高コスパ機で、同ジャンルの覇権ハードになる可能性が高い状況。
ROG Allyが出た後、AYA社ハードは現在の値付けでは太刀打ちできないので、今後の値下がりが期待できます。
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