今回は、多数の高コスパなイヤホンをリリースしているSOUNDPEATSの新機種「SOUNDPEATS Opera 05」と「Opera 03」を提供いただいたのでレビューします。
同社イヤホンはこれまでデイリーガジェットで数多くレビューしてきました。
VGPのコスパ大賞を受賞していることからも分かるように、同社イヤホンは多くが1万円以下の廉価帯ながら、同価格帯の競合機に比べてハイクオリティなサウンドを楽しめます。
今回のOpera 05とOpera 03も、クラファン価格がそれぞれ11,000円、8,250円ながら、12mmダイナミックドライバーとBAドライバーのハイブリッド構成、LDAC対応、アクティブノイズキャンセリング対応、IPX4防水対応という贅沢構成。
詳しくは後述しますが、同社が「旗艦」機と位置づけているだけあり、サウンドやノイキャンのクオリティは1万円クラスを超越しています。ハイブリッドドライバー搭載かつLDAC対応により、音の空間的な広がりや中~高音のクリアさは特に印象的。
「Opera 05」と「Opera 03」は、現在Makuakeのこちらのページでクラウドファンディグ実施中。
それぞれOpera 05が一般想定小売価格15,280円の28%OFFとなる税込11,000円、03が10,000円の25%OFFとなる8,250円です。
ちなみに05と03は、BAドライバーの数がそれぞれ2つと1つという違いがあります。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
同梱物は05と03共通で、イヤーピースがS/M/Lの3サイズ、充電用USB Type-C to Aケーブル、イヤホンケース。イヤーピースはシリコン製です。
ケースは本体がスッポリ入り、蓋の部分にケーブルなどを収納できます。
布地で優しい手触り。
本体はプラスチック製ですが、ゴールド(03はガンメタル)の帯が高級感を醸し出します。
帯部にはメッセージが刻印されています。また、前面にLEDインディケータがついています。
背面は↓の通り。充電用USB-Cポートと、SOUNDPEATSのメタルなパネルがついています。USBの縁もメタル風のカラーで、全体的に高級感ある外装です。
05と03、それぞれのスペックですが、違いはBAドライバーの数とカラーのみ。
05がBA x2とダイナミック x1、03がそれぞれ1つづつ搭載。
カラーは↓のように右側の05がゴールド、左側の03がピンクゴールド風のメタル部カラー。プラスチック部も、それぞれブラックとガンメタルグレーで少し風合いが違います。
そのほかスペックは共通で、いずれもカナル型の完全ワイヤレスイヤホン。側面タッチ操作で、対応コーデックはAAC/SBC/LDAC。
Bluetooth ver.は5.3で、周波数帯域は20Hz-40kHz。有効通信距離10m、インピーダンス28Ω、入力5V/1Aで、充電時間1.5時間、IPX4防水です。公称駆動時間は、(ANC/外音取り込み無しで)イヤホン本体最大9時間、ケース再充電で33時間です。
実測重量は05が60gに対して、
03が59gでした。ほぼ同じ。
イヤホンは7.4gでした。
他の有名イヤホンと比較
有名なイヤホンと大きさを比較してみます。
↓は左上から、ゼンハイザーのTrue Wireless 2、ソニーのLinkBuds、ソニーのWF-1000XM4、アップルのAirPods Pro、Opera 05です。
ケースの大きさは、WF-1000XM4より少し大きく、True Wireless 2より小さいくらい。
イヤホン本体についても、それら両モデルの間くらいです。
AirPods ProやLinkBudsと比べると一回り大きくなっています。
イヤホン比較 – Opera 05と03
Opera 05と03を並べてみます。以下すべて、右側が05、左側が03です。
カラーは05がゴールドに対して03がピンクゴールド。
そのほかは、片耳2マイクや充電ケース用のマグネット位置、形状含め同じです。
マイクは上部に↓の1カ所と、
下部に↓です。
純正アプリ
SOUNDPEATSのアプリを使うと、イコライジングができます。
ペアリングすると、アプリ上に自動で↓のように残バッテリー容量が表示されます。ケースのバッテリー容量も表示してくれればなお良しでした。
アプリ上ではファームのアップデートのほか、音量、自動イコライザON/OFF、イコライザ選択、モード選択(ANC、外音取り込み、なし)が設定できます。
音質はどうか?
音質や操作感、装着感などを見ていきます。
イヤホン本体の操作は、左右1タップで音量上げ下げ、2タップで再生、3タップでアシスタント起動、右の長押しで曲送り、左の長押しでモード切替です。
音量上げ下げ対応は嬉しい一方、曲戻しもあればなお良しでした。
装着感は悪くないですし圧迫感も少なめですが、軽量ながらそれなりのサイズがあるため、耳から出る部分の体積は大きめです。よりコンパクトだとなお良しでした。
音質について、BAとダイナミックのハイブリッドドライバー内蔵、かつLDAC対応ということで、特にハイレゾ音源を聞くとその空間的な広がりを感じられます。
低音迫力のソニー系の音でなく、アップルの音に近いバランス重視系です。低音から高音まで、バランス良くクリアに聞き分けられます。
05と03の違いですが、同じ音源で聞き比べると結構違いが分かります。
05の方が音に厚みがあり、空間感が強く、明らかにリッチです。03も全然悪くないですが、2,000円の差であれば音質重視なら05を選んで損はないでしょう。
ノイキャンの効きは自然で、若干ホワイトノイズがありますが騒音を十分気にならないレベルまで抑えてくれます。外音取り込みも自然。静寂が訪れる系というよりも、騒音レベルを落とすような自然な消し方です。
相変わらず超コスパ 1万円以下で探すなら間違いない
色々書いてきましたが、やはりSOUNDPEATSがフラッグシップと位置づけるだけあり、音質もノイキャン性能もスペックも、1万円クラスを超越しています。
1万円以下クラスで完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、最良の選択肢になるでしょう。
音楽用、動画用、テレワーク用など、幅広い用途で無難に使える優れた製品だと思います。
「Opera 05」と「Opera 03」は、現在Makuakeのこちらのページでクラウドファンディグ実施中。
それぞれOpera 05が一般想定小売価格15,280円の28%OFFとなる税込11,000円、03が10,000円の25%OFFとなる8,250円です。
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