アップルが、「Spatial Composites」という素材についての新たな特許を取得しました。
↓からも分かるように、背面パネルの素材についての特許。この素材により、背面パネルが傷つきにくくなり、摩耗にも強くなるとのことです。
この特許取得を報じたのはPatently Appleのこちらの記事。
このSpatial Compositesの発明者として記される3名はいずれもアップルのエンジニアで、背面パネルに求められる各種特性(無線接続を妨害しないことや耐摩耗性、耐傷性など)を素材との組み合わせで説明。プラスチックは無線接続を妨げないが傷つきやすく、金属は傷つきにくいが無線接続に干渉し、セラミックは傷に強いが強度が低く接続性にも課題がある、など。
今回のSpatial Compositesによって無線干渉が少なく傷つきにくく耐久性にも優れているとなれば、ケースを使わずiPhoneを運用できる方向に希望が見えるかもしれません。
現在アップルは、Crystal Shieldという技術によってディスプレイも傷つきにくくしています。
これだけスマホの価格が高くなるとケースを付けて運用せざるを得ないので、いくらデザインの良さや薄さを訴求されても、いささかむなしいものがあります。
スマホケース不要な端末を、素材の力で実現してほしいものですね!
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