電子ペーパーを搭載してGoogle Playストアにも対応しているという6インチの小型タブレット「MEEBOOK S6」が、CAMPFIREでクラファン開始しました。
ただ、このプロジェクトは若干”香ばしい”雰囲気がありますので、出資するのはよく見てからにした方がよいかもしれません。
まずはスペックを見ておきます。
SoCは型番不明、RAM容量も不明、6インチ300ppiの電子ペーパーディスプレイ、本体サイズは151.5×108.8x8mmで重量188g。充電はUSB-Cポートで、3時間充電で15日間使用となっています。
6インチで300ppiなら、kindleと同じ解像度です。
ストレージは32GBで、バッテリー容量は2,100mAh。USB-Cポートのほか、microSDカードスロットを底面に搭載しています。
また、Bluetooth 4.2対応でワイヤレスイヤホンと接続してオーディオブックも楽しめるとのこと。
本件、プロジェクトは東京都のGather_Techとなっていますが、本文でのプロジェクト実行者（国）は中国となっています。
↓にあるように「Googleアプリストア」を搭載しているとのこと（Googleのアプリストアの正式名称は「Google Play」ですが）。写真のアイコンにも中国語と合わせて「Google Play」と表示されているのが見えます。
また、訴求ページにある↓の動画では、衝撃的な滑らかさでスクロールができています。
通常、電子ペーパーはリフレッシュレートが非常に遅く、停止時に白黒反転の無いこのようなスクロールができる機種はほとんどありません。
中華製品によくある詐欺的訴求でなく、もし本当にこのようなスクロールを実現しているなら、2万円の価値はあるでしょう。また、もっと訴求しても良さそうなものです。このスクロールが本当かどうかは、出資した人のみ知るところとなります。
本機は2023年11月発送予定で、価格は早期割引で20,800円となっています。
ただ、この手の商品はAliExpressで6,000円くらいで大量に売られていますし、アマゾンのKindleや上位モデルのKindle Paperwhiteよりも高額となっていますので、これは相当強気の値付けです。
記事執筆時点で44名が出資しているようですが、良い製品が届くことを祈っています。
クラファンページへは、CAMPFIREから「MEEBOOK S6」と検索したら到達できます。
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