レノボの「Legion Y700」は、ほぼ唯一といってよいハイスペックなiPad miniサイズのAndroidタブレットです。
↓のように2022年に中国で発売されましたが、残念ながらグローバル版はいまだに登場していません。
このY700に、スペック強化版の「Lenovo Legion Y700 2023」が7月22日に中国で発表されることが明らかになりました。
スペックは、熱問題を改善したSnapdragon 8+ Gen 1チップセット、16GB RAM、8.8インチ(2560×1600)ディスプレイ、6,550mAhバッテリーなど。
チップセット以外はほとんど変わっていないようですが、外観では唯一、背面カメラが2眼になり、それにともない↓のカメラバンプが変化しています。
現在、8インチクラスのAndroidタブレットでマトモに重いゲームをプレイできるような機種は存在しておらず、唯一↓でレビューした「Alldocube iPlay50 Mini」が相対的にはマシな部類でした。ただ、これもUNISOC T606と、ハイエンドとはほど遠いチップセット。
↓でレビューしたドコモ(レノボ製造)の「dtab Compact d-52C」も、スナドラ695とミッドレンジの中ではマシなチップセットですが、7万円超えというボッタクリプライスです。
いずれもハイエンド機ではないため、iPad miniのように重いゲームやお絵描きにも利用できるような8インチAndroid機が、Legion Y700を除いてはありませんでした。
Legion Y700はグローバル版がないため、Google Playストアを使おうと思ったら自分で導入する必要があります。
セキュリティ面も不安が残りますし、やはりY700のグローバル版を出してほしいものです!
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