下記でお伝えした、まもなくクラウドファンディグが開始する予定のGPD社の新型ポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini」の価格が公開されました。
公開されたのは、Ryzen 5 7640U版と、Ryzen 7 7840U版の2種類。
まずRyzen 5 7640U版から。こちらは16GB RAMと512GB SSDで、クラウドファンディグ開始価格が699ドル(約10.2万円)、小売価格が820ドル(約12万円)となっています。
Ryzen 7 7840U版は、32GB/1TBで、クラファン開始価格が999ドル(約14.5万円)、小売価格が1,150ドル(約16.7万円)です。
クラファン開始価格はおそらく数量限定なので、小売価格で見たほうが良いでしょう。
Ryzen 5版で、ASUS ROG ALLYを上回る12万円というのをどう見るかですが、ブランドやサポートレベルはASUSに劣後する一方で、QWERTYキーボードがついている点は付加価値です。
そのため、親指ポチポチタイプのキーボードや小型タッチパッドに対して、どの程度ニーズがあるかで評価が分かれるでしょう。それらが必須の方には、12万円は悪くない値付けかもしれません。
その他スペックのおさらいですが、ディスプレイは7インチ(1920×1080)、120Hzリフレッシュレート、16GB LPDDR5 RAM、512GB/1TB M.2 2230 SSD、microSDカードスロット、Thunderbolt 4、Oculink、3.5mmイヤホンジャック、45Whバッテリーという構成。
サイズは167x108x25mmで、重量は580gとのこと。
いわゆる携帯ゲーム機形状のポータブルゲーミングPCは、ASUSやValveなど大手の参入で大幅に価格が下がってきており、競争環境は厳しさを増す一方です。↓のようにレノボも参入の可能性があります。
そのため、まだ大手が手を付けていないQWERTY搭載のクラムシェルタイプは、GPDのようなマイナーメーカーにも活路がありそうです。ぜひ面白いモデルをたくさん出してほしいものです。
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