RISC-Vプロセッサ搭載のUMPCやタブレットが登場【Licheeシリーズ】

オープンソースのCPU命令アーキテクチャであるRISC-Vのプロセッサを搭載したUMPCやタブレットが複数登場しました。

中国のSipeedというメーカーが、RISC-Vプロセッサやメモリ、ストレージを搭載したLM4Aというモジュールをリリースし、これを組み込んだラズパイ風のモジュールコンピューターLichee Pi 4Aに加えて、UMPCやタブレットにもそのエコシステムを拡大しています。

モジュールには、12nmでXuanTie C910 RISC-Vプロセッサコア x4のTH1520チップのほか、4/8/16GB LPDDR4x RAM、32GB/128GB eMMCストレージなどを搭載しています。また、SSD搭載用のM.2スロットも。

これを内蔵したUMPCとして、↓のLichee Console 4Aが約300ドルで販売予定で現在は予約受付中。

タブレットとしては↓のLichee Pad 4Aがあります。

そのほか、↓のように現在4つの製品群が、Sipeed Lichee Seriesとして展開中。

UMPCは、一部ファンの間で密かに有名な↓の3万円台UMPCの筐体を利用しているようです。

7インチ(1280×800)タッチディスプレイや3,000mAhのバッテリーを搭載。DebianやPolyOSなどのLinuxベースOSを実行できます。

タブレットの方は10.1インチ(1920×1200)で、8,000mAhバッテリーやSIMスロットも搭載しています。

いずれも、Sipeedのこちらのサイトで詳細が見られます。

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