7インチと小型で、親指ポチポチタイプの物理QWERTYキーボードを搭載した新型のポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini」のクラウドファンディグが、Indiegogoで開始しました。
↓でレビューした「GPD WIN 2」のよく似た筐体。
ですが、「GPD WIN 5」でない理由として、「GPD WIN 3」と「GPD WIN 4」は↓のようなスライド式キーボード機となり、
本機「GPD WIN Mini」は↓でレビューした「GPD WIN Max 2」の小型版という位置づけのためです。
Ryzen 5 7640UもしくはRyzen 7 7840Uを搭載したハイパフォーマンス機ながら、最廉価構成(Ryzen 5 7640U/16GB/512GB)で103,140円となっていて、価格は結構がんばっています。
↓のように小さな物理キーボードとゲームコントローラー、タッチパッドを詰め込んだギークに嬉しい詰め込み設計。
スペックは、Ryzen 5 7640UもしくはRyzen 7 7840U、Radeon 760Mもしくは780M GPU、7インチ(1920×1080)ディスプレイ、最大120Hzリフレッシュレート、16GB/32GB/64GB LPDDR5 RAM、512GB/2TB PCIe4.0 NVMe M.2 2230 SSD、44.24Whバッテリー、Windows 11となっています。TDPは15-30wで、通信はWi-Fi6とBluetooth 5.2。
筐体サイズは168x109x26mmで、重量520g。
ポート類は、↓のようにUSB4.0 Type-C、USB3.2 Gen 2 Type-C、Oculink SFF-8612、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
また、左右底面にオプションのグリップをネジで取り付けると、↓のようによりグリップしやすいコントローラーのような形状になります。
本体は↓のように厚みがありますが、フットプリントが極小で重量も軽くなっていて、小型のお弁当箱的な筐体です。
ASUS ROG AllyやSteam Deck、Lenovo Legion Goなどでこのジャンルに続々参入中の大手メーカー品は現在、物理QWERTY搭載の小型機は出していません。
GPDのようなマイナーメーカーがハードで生き残るためのニッチ戦略として、注目したい端末です。
「GPD WIN Mini」のクラウドファンディグページはこちら。
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