昨今、Windowsに長年バンドルされてきたソフトウェア群の大きなアップデートが相次いでいます。
たとえばザ・シンプルなソフトウェアの代名詞である「メモ帳」はタブ表示やShift JIS以外のコードに対応しました。
一方で、↓でお伝えした「ワードパッド」のように、プリインの座を奪われるソフトウェアも出てきています。
さて、今回マイクロソフトが発表したのは「ペイント」のアップデートです。
おなじみシンプルなお絵かきソフトですが、これに背景除去機能が搭載されるとのこと。
具体的には、↓のような絵から、自動ないし選択ツールによる被写体選択で、背景除去をクリックすると…
↓のように対象とする被写体のみが表示され、背景が消えるというもの。
従来Photoshopのようなソフトで行っていた高度な演算を必要とする機能ですが、これが無料でペイントに搭載されるとなるとなかなかのインパクトがあります。
「Photoshopで使う機能は背景除去してサムネ製作」のようなライトめなユーザーは、「ペイントで十分」となる可能性もあります。
現在は、デベロッパー向けのWindows Insiderでの公開ですが、今後は一般向けに提供される可能性が高いでしょう。
実はペイントは2017年に一度非奨励アプリとなって、代わりにマイクロソフトはペイント3Dをプリインとする計画を発表していました。冒頭のワードパッドと似た扱いですが、その後この発表が覆る形でペイント3Dのバンドルがなくなり、ペイントはバンドルされ続けました。さらに今回のアップデートです。
マイクロソフトのエントリはこちら。
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