昨今のインフレ傾向の中、格安タブレット唯一の強みである価格の安さが揺らいでいます。
たとえば格安タブレットによく採用されるUNISOC T600系チップ搭載機は、数年前まで1万円台が主流でしたが、現在は2万円台~場合によっては3万円台のものも少なくありません。
そこまでいくと無印iPadがすぐそこに見えてきてしまい、中華の格安メーカーにはかなり厳しいセグメントです。
ということで、ここ最近では、さらに安いRockchipのRK3562というチップを搭載した機種が複数出てきています。
Rockchip RK3562は中華ゲーム機などによく採用されている低速なチップですが価格も安いです。Cortex-A53のクアッドコア、ARM Mali-G52 MC2という構成で、動きはもっさりですが1万円切りの機種も。
まずは↓の「BMAX MaxPad I9 PlUS」。残念ながら日本への発送には未対応ながら、アリエクのこちらのページで10,000円切りとなる9,356円です。
スペックは、Rockchip RK3562、4GB LPDDR4x RAM、64GB eMMC、10.1インチ(1280×800)IPSディスプレイ、6,000mAhバッテリー、リア5MPフロント2MPカメラ、Android 13です。
つづいて格安スマホでおなじみのUMIDIGIから、↓の「UMIDIGI G1」も登場。コチラは日本へも発送可能。現在の値付けは18,420円となっていますが、セール時には特価が付くでしょう。
こちらもスペックはほぼ同じで、4GB LPDDR4x RAM、64GB eMMC、6,000mAhバッテリー、リア8MPフロント8MPカメラ、10.1インチ(1280×800)IPSディスプレイとなっています。
Rockchip RK3562、価格自体を下げるには良いかもしれませんが、いかんせんパフォーマンスが低く、コスパという観点では劣るのがネックですね。
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