Chromebookといえば、1366×768解像度でCeleronが載っていて2GBや4GBのRAMという低スペックながら快適に動作する格安PCというイメージですが、こういったChromebookのポジションを変える新たなシリーズがGoogleから発表されました。
それが「Chromebook Plus」で、準拠するのに必要なスペック要件や、準拠した場合のソフトウェアのメリットなどが発表。あわせて、「Chromebook Plus」機種が複数メーカーから登場しています。
要件として、スペックは1080pのIPSないしそれ以上のディスプレイ、第12世代Core i3もしくはAMD Ryzen 3 7000以上のCPU、8GB以上のRAM、128GB以上のストレージとなっています。
第12世代のCore i3となると、Alder Lake-NのCore i3-N305やRyzen 3 7320C Mendocinoなども含まれますが、主に想定しているのがハイスペックなモバイルノートパソコンに搭載されたUシリーズでしょう。実際、レノボやASUS、Acerなどから相次いで発表されている「Chromebook Plus」機種は、Uシリーズを搭載しています。
Windowsを動かしても快適に動作する、モバイル機としてはハイスペックな要件となっています。
その代わり、Googleは「Chromebook Plus」機種に対しては、TeamsやZoomなどの会議システムでのAI機能強化やGoogleフォトでの消しゴムマジック、Adobe Photoshopウェブ版の3ヶ月無料、NVIDIA GeForce NOWなどの複数のメリットを提供するようです。
今後、Chromebookの世界はさらに広がりを見せそうです。
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