下記でレビューしたSteam Deckが、ディスプレイに有機ELを採用し、その他にもバッテリー駆動時間や通信速度などに多数の改善を加えた「Steam Deck OLED」を発表しました。
11月16日(木)発売です。
これにより、ラインナップが変更になっています。
まず従来あった低速な64GB eMMC版は廃止され、お値段据え置きで256GB SSD版になりました。有機ELではありませんが、これはお買い得。
また、256GB SSD版が79,800円だったものが、512GB有機EL版になり84,800円になりました。
最上位構成は、512GB SSD版が99,800円だったものが、1TB有機EL版でお値段据え置きとなっています。
スペックが上がって価格も上がるというグレードアップが通常ですが、Steam Deckはむしろコスパを高めるという据置ゲーム機のようなリニューアルを実施してきました。
いずれもコスパ(価格対比のスペック)は向上しており、Steam Deckはこれまで以上に魅力的な選択肢になります。
このほか、有機ELパネル採用によりバッテリー駆動時間が30~50%向上しているほか、Wi-Fi6E対応でダウンロードが最大3倍になり、かつ排熱性能を改善して30g軽量化も実現しています。
処理性能は概ね変わらずですが、多方面で細かくグレードアップしています。APUが7nmのAerithから6nmのSepirothになりましたが性能は同程度、バッテリーは40Whから50Whに、ディスプレイは7.4インチ(1280×800)HDR OLED、90Hzリフレッシュレート、Wi-Fi5とBluetooth 5.0だったものがWi-Fi6EとBluetooth 5.3になりました。
また、タッチスクリーンが改善され、キャリングケースは1TB版で内側が取り外し可能でよりコンパクトに収納できるようになり、分解・組み立てもやりやすくなりました。
ドッキングステーションを介せばPC利用もできることも、公式で大きく訴求されるようになりました。
購入は公式ストアのこちらのページから。
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