RISC-V搭載デバイスを複数開発しているSipeed Licheeは、RISC-V搭載の7インチUMPC(超小型ノートパソコン)「Lichee Console 4A」の出荷を開始しました。
従来、公式ストアで予約受付していたもの。
現在、AliExpressでも販売を開始しており、こちらのページでベアボーン版が37,449円、8GB/32GB版が52,754円、最大16GB/128GB版まで販売されています。
本機は、おそらく初となるRISC-V搭載の小型ノートパソコンになります。
Sipeed Licheeは↓でお伝えしたように、RISC-V搭載の携帯ゲーム機もリリースしています。
筐体は、ノンブランドでよくある↓の7インチ外装になります。
スペックは、CPUniXuanTie C910の4コアであるT-Head TH1520プロセッサ、7インチ(1280×800)IPSタッチ対応ディスプレイ、3,000mAhバッテリー、8GB/16GB LPDDR4x RAM、32GB/128GB/1TB eMMC/SSDストレージ、2MPフロントカメラとなっています。
通信はWi-Fi6とBluetooth 5.4をサポートし、筐体はアルミ合金。
また、本機は↓のようにモジュラデザインとなっていて、LM4Aメインボードモジュールを着脱可能です。今後、アップデートされたモジュールが登場する可能性があります。
サイズは185x140x20mmで、重量720g。OSはDebian Linuxが稼働します。
ポート類は、USB3.0 Type-C、USB3.0 Type-A、USB2.0 Type-A、mini HDMI、有線LAN、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロットです。
個人ユーザーが日々のPC利用に使うためならx86やARMプロセッサ搭載機を選んだ方が良いですが、RISC-Vを試してみたいエンジニアには魅力的なデバイスになるかもしれません。
昨今、中国からはRISC-V搭載機が増えてきており、この分野の盛り上がりが期待できます。
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