今回は、多数の高品質な通電系周辺機器をリリースしている大阪の株式会社CIOから新たに登場した10,000mAhモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro SLIM」をご提供いただいたのでレビューします。
ご提供がなくてもデイリーガジェットでは購入決定していた商品で、”Pro”と”SLIM”の両単語が入っている時点で期待度MAXでした。
同社がこれまでおびただしい数をリリースしてきたモバイルバッテリーの中でフラッグシップモデルと位置づけているだけあり、3ポート搭載・世界最薄級・最大35w出力・残量表示LEDなど目立った欠点が無い商品になっています。
現在、↓のページで税込4,200円で発売セール中となっています。カラーはブラックとホワイト。
それでは見ていきましょう!
まずなぜ本機が良いのか
スペックが良い点以外に、本機が”決定打”とまで言える理由をまずは簡単に。
一つ目が、↓で比較レビューしたように、中華製品は薄型軽量を訴求していても、実質的な容量”詐欺”が横行しているということがあります。
株式会社CIOはその点、上記で検証した過去製品の実績においてもサポート体制においても、そういった懸念が少ないです。
二つ目が、薄型という点です。
↓でレビューした「CIO NovaPort SLIM」は、USB-Cチャージャーに薄型という付加価値をつけた商品。
レビューでも散々書きましたが、モバイラーとして持ち運びに便利なのは、小ささよりも薄さです。(もちろん程度はありますが)
UMPCよりもUltrabook方面にノートパソコンが進化したように、小さいだけで分厚いチャージャーはカバンの中でかさばりますが、薄いものはスッポリ入って持ち運びがとても楽です。
実際に持ち運ぶユーザーを考えると、軽さや小ささはもちろんのこと、薄さが重要になります。
10,000mAhモバイルバッテリーで16mmという薄さを訴求した本機は、そういう意味でも持ち運びに適した形状です。
3ポート搭載や35w出力、残量表示などに対応したモバイルバッテリーは他にもありますが、以上のような特徴が、本機が”決定打”的な商品だと言った理由です。
外観とスペック
同梱物は、チャージャー本体とUSB Type-C to Cケーブル、マニュアル類です。日本メーカーなのでもちろんいずれも日本語・英語対応です。
スペックは下記の通り。各種急速充電規格に対応しています。
表面はおなじみシボ加工です。キズなどが目立ちにくくなっています。
上部にはUSB-C x2とUSB-Aの3ポート。
背面には出力の組み合わせが書いてあります。
出力を確認したい時にもマニュアルは不要。
サイドにはボタンが付いています。↓
このボタンを押すと、↓いのように右上に残量がLED表示されます。(リフレッシュレートの関係でちゃんと写っていませんが、数字がデジタル表示されます)
重量は実測で179gです。10,000mAhバッテリーとしては軽い方。
実際の使い勝手
スマホやタブレットはもちろんのこと、MacBook Airのようなノートパソコンも充電できます。
また、モバイルバッテリー本体への蓄電も35w対応ということで、最速90分で満充電可能。
CIOではおなじみ、パススルー充電にも対応しているため、モバイルバッテリーを充電しながら、モバイルバッテリーに接続したデバイスを充電できます。
実際に持ち運んで使っていると、薄くカバンのポケットにもスポっと入る形状でありながら、外出先でスマホ・イヤホン・タブレットのほか、いざという時はMacBook Airの緊急避難的な一時しのぎも可能です。
10,000mAhのモバイルバッテリーに求められる機能は一通り搭載していますので、不満を感じる方は少ないのではないかと思います。
というわけで、10,000mAhモバイルバッテリーをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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