AYANEOがSteamOS搭載の廉価ポータブルゲーミングPC「AYANEO Next Lite」発表

昨今、ポータブルゲーミングPCにはASUSやレノボといった大手PCメーカーから、カテゴリ最高クラスのCPUを搭載して10万円前後という商品が立て続けに出てきました。

また、CESではMSIから、↓でお伝えした「MSI CLAW」が発表され、こちらもCore Ultra 7を搭載して10万円ちょっとという値付けです。

ゲーミングPC大手のMSIから、同社初となるポータブルゲーミングPC「MSI CLAW」が正式に発表されました。 最新Meteor L...

こうなると厳しいのが、GPDやAYANEOなどの中国のマイナーメーカー。彼らは大手参入前、上記大手メーカー品と同等スペックで10万円台後半~20万円台の価格を付けてこのカテゴリをエンジョイしてきたところに、大手が圧倒的な競争力・開発力で価格破壊を行ってきたためです。大手メーカーにより最新CPU搭載で10万円前後というのが相場となっている中、それと同等コスパの製品を出せていません。

GPDは物理QWERTY搭載機など大手が入ってきていない領域で付加価値のある製品を出していますが、一層の付加価値追求や価格により、大手メーカー品以上のコスパや魅力ある製品を期待したいところ。

今回は、国内版が登場したGPD社の新型ポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini」をお借りしたのでレビューします。 初代GPD...

こうした流れを受けてか、AYANEOから安さを売りにした新機種「AYANEO NEXT Lite」が発表されました。本日から予約開始予定です。

こちら、WindowsではなくSteamOSを搭載しています。

そのほか明らかになっているのが、7インチ(1280×800)ディスプレイ、47Whバッテリー、リニアモーターであることくらい。ジョイスティック部のRGBライティングなどを省き、コスト削減を行っています。

具体的な価格や、チップセット含めた詳細スペックは不明です。

SteamOSといえば、世界的に人気のポータブルゲーミングPC最有力選手Steam Deckに搭載されたOS。

PCゲームに最適化されていますが、一方でSteamDeckに最適化されているともいえるため、これがどの程度本機の魅力を高めてくれるかは未知数です。

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