従来、中国のマイナーメーカーがニッチにやっていたポータブルゲーミングPCの世界に、突如ゲーミング大手メーカーであるASUSから登場し、Ryzen Z1 Extremeというこのジャンルで最高のパフォーマンスを持ったSoCを搭載して10万円という、圧倒的な性能とコスパで瞬く間に覇権機の地位を固めた「ROG Ally」。鮮烈なデビューでした。
その後、ASUSと並ぶゲーミングPCの雄であるレノボからも、同じくRyzen Z1 Extremeを搭載した「Legion Go」が登場しました。こちらは着脱式コントローラーやタッチパッド、144Hz画面を搭載して実勢価格12〜13万円で販売されています。
また、CESではMSIがIntel Core Ultra 7を搭載した「MSI Claw」を発表。2024年に登場することを明言し、こちらも約10万円という素晴らしいコスパでの投入です。
さて、こうした強力な後続機種を迎え撃つ形となったASUSは、今年2024年に「ASUS ROG Ally 2」(仮称)を投入する可能性が高いようです。
ASUS Indiaの副社長Arnold Su氏がインドのTechlusiveに明かしました。
今の流れから、Intel Core Ultra 7 155HやCore Ultra 5 135Hを搭載するというのがスペックの順当な進化ですが、次世代ROG Allyの進化はチップセットの進化にとどまらないようです。
同氏は、ROG Ally 2がWindows機能はそのままに、「よりゲームに重点を置く」ことになると発言。
この発言からは、フォームファクターやディスプレイなど、チップセット以上の大きな進化があると期待できそうです。
レノボのキャッチアップであればコントローラーが着脱式になったりタッチパッドがついたり、ディスプレイが大型化・高リフレッシュレート化といったところですし、それ以上の進化があるかもしれません。
ワクワクが止まりません。
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