スマートフォンが主流になる前、ポケットサイズのタッチ操作端末「Palm」で一世を風靡したPalmは、Palm OSを引き継ぐ形で「webOS」という、iOSやAndroidなどと同様の汎用モバイルOSを開発しました。
2009年に初のwebOS搭載端末「Palm Pre」が発表されましたが、HTML5やJavaScript、CSSなどのウェブ標準技術によるアプリ開発など、先進的な内容を含んでいました。
その後、webOSはHPが買取り、オープンソース化されたのち、LGがスマート家電向けOSとして開発を継続。
そのwebOSをもとに、webOS Portsというコミュニティが2014年以来開発を続けてきたのがLuneOSです。
いまやiOSやAndroidは遙か遠くまで進化を続けたようですが、LuneOSは2019年10月にリリースした「Eggnog Latte」以来6年ぶりとなる安定版「Eiskaffee」をリリースしました。
(写真は2014年リリースのAffogato。英語版Wikipediaより)
LuneOS Eiskaffeeから、↓でお伝えしたLinuxスマホ「PinePhone」シリーズや、
↓の「PineTab」シリーズのサポートが追加されました。
そのほか、コンポーネントの更新や、LGのwebOS OSE(Open Source Edition)への移行などが行われています。
LuneOS Eiskaffee ReleaseのGitHubはこちら。
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