ポータブルゲーミングPCをリリースしているAOKZOEの7インチポータブルゲーミングPC「AOKZOE A2」が国内で発売になりました。
Ryzen 7 7840Uを搭載した”プロ版”と、Ryzen 7 6800Uを搭載した”スタンダード版”の2種類で、それぞれ税込139,800円と89,800円でハイビーム公式ストアのこちらのページや↓で販売されています。
それぞれ最新のRyzen 7 8840Uから1世代・2世代の型落ちCPUを搭載することで価格を抑えています。
↓でレビューした「AOKZOE A1」「AOKZOE A1 Pro」の後継機となります。
スペックですが、Ryzen 7 7840U版が、Radeon 780M GPU、32GB LPDDR5x RAM、2TB PCIe4.0x4 M.2 2280 SSDストレージ、7インチ（1920×1200）ディスプレイ、48.5Wh（12,600mAh）バッテリーとなっています。
サイズは265x105x22mmで、重量は649g。加速度センサ・ジャイロ・リニアモーター搭載で、通信はWi-Fi6EとBluetooth 5.2対応。
Ryzen 7 6800U版の方は、Radeon 680M GPU、512GB PCIe4.0x4 M.2 2280 SSDストレージとなっています。その他は同じ。
ポート類は、↓のようにUSB4.0 Type-C x2、USB3.0 Type-A、microSD4.0、3.5mmイヤホンジャックです。
昨今、AOKZOEのような中小の中国系メーカーのポータブルゲーミングPCはかなり厳しい競争環境に置かれています。ASUSやMSI、レノボのような大手PCメーカーが、最新チップを搭載したポータブルゲーミングPCを10万円前後で投入しはじめたためです。また、同じく最上位構成で10万円を切るSteam Deckも世界的に人気です。
それに対してAOKZOEは、型落ちCPU搭載で価格を落とすというチャレンジをしているという構図です。
Ryzen 7 7840Uで139,800円のプロ版は真新しい選択肢ではありませんが、89,800円のスタンダード版に搭載されるRyzen 7 6800Uは、2世代前ながらライトなゲームくらいでしたら問題なく動いてくれますので、需要はあるかもしれません。
今後の展開が楽しみです。
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