今回は、Teclastから新登場した格安Android 14タブレット「Teclast P50」の提供があったのでレビューします。
こちら、UNISOC T606搭載ということで廉価機としては標準的な構成の11インチモデルですが、ディスプレイ解像度がFullHDに満たない1280×800となっています。
そのため、価格は格安。アマゾンのこちらのページで、5/5までの期間15,900円でセール中です。
ディスプレイ解像度が低いためか、体感で分かるほどバッテリー持ちが良いです。
というわけで、見ていきましょう!
外観とスペック
まず同梱物は、↓のようにタブレット本体のほか、マニュアル類、USB Type-C to Aケーブル、USB-Aチャージャー、SIMピンとなっています。
チャージャーは最大10w出力で、USB-A接続です。
本体は至極一般的な見た目ですが、やはりFullHD以上が当たり前になった昨今のタブレットと比べると、画面の粗は感じます。
スペックですが、SoCにはUNISOC T606、11インチ(1280×800)IPSディスプレイ、6GB LPDDR4x RAM、128GB UFSストレージ、最大1TBのmicroSDカードスロット、8,000mAhバッテリー、デュアルnano SIMに対応。ディスプレイはTÜV SÜDのブルーライト認証を取っているとのこと。カメラはリア13MP、フロント5MP。OSは最新のAndroid 14を搭載。
対応バンド帯は、4G(TD-LTE):B34/B38/B39/B40/B41、(FDD-LTE):B1/B3/B5/B7/B8/B20;3G(WCDMA):B1/B2/B5/B8;2G(GSM):B2/B3/B5/B8。
ほか、GPSに対応し、3.5mmイヤホンジャックを搭載。生体認証は顔認証に対応。
widevineはL1対応。センサ類は加速度計のみで、ジャイロ等は非搭載。
背面パネルは↓のようにメタル製で、技適番号もついています。
横向きに持った右側面にはスピーカー穴とSIMスロット、3.5mmイヤホンジャック、USB Type-C。↓
付属のピンで開けると、スロットはnano SIM x2もしくはnano SIM + microSDの排他構成。
逆側にはスピーカー穴と電源ボタンです。
厚さは実測で7.8mm。
重量は550gとなっています。
実際の使い勝手
iPad Airと比べると、↓のように若干本機の方が細長い筐体。Androidタブレットとしては標準的なアスペクト比。
厚みは本機の方が若干厚くなっています。↓
初期設定を終えたホーム画面は↓の通り。
プリインアプリは↓で、一般的なAndroidプリインアプリのみのシンプル構成です。
設定アプリは↓の通り。2ペイン表示になります。
ブラウザでウェブサイトを見ると、他の10〜11インチ機と比べて表示される情報量が少ないということはないものの、文字や写真のドットは目立ちます。
動画視聴も同様。画質・音質とも典型的な廉価タブレットのもの。
ただ、SoCはUNISOC T606ということで、動きは比較的なめらかです。バッテリーも持つので、画質や音質にこだわらない方には良いかもしれません。
ベンチマークスコア
Geekbench 6のスコアは、シングルコア381、マルチコア1351。
GPUスコアは452です。
ストレージ読み書き速度は↓の通りで、シーケンシャルリードが結構高速です。
画質にこだわらず格安タブレットをお探しの方に
以上、「Teclast P50」を見てきました。
画質や音質は良くありませんが、その代わりUNISOC T606搭載でブラウジングや動画視聴はスムーズで、バッテリーもよく持ちます。
最新Android 14搭載でイヤホンジャックやSIM対応、顔認証にも対応していてセール価格1.5万円と格安なので、ニーズが合う人にとっては結構良い選択肢になるかもしれません。
というわけで、気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
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