今回は、多数のミニPCをリリースしているGEEKOMの「GEEKOM XT13 Pro」の提供があったのでレビューします。
14コア20スレッドの第13世代Core i9-13900Hを搭載したハイパフォーマンスなミニPCながら、↓のように非常にコンパクトな筐体。さらに拡張性がありながら、作りも重厚でしっかりしています。
販売は、アマゾンのこちらのページ、もしくはメーカー直販サイトのこちらのページから。
今回レビューするCore i9-13900H/32GB/2TB版は定価税込139,000円、Core i7-13620H/32GB/1TB版は税込94,900円となっています。
7月30日までのクーポンが出ていて、アマゾンのCore i9版が「XT139dlg5off」、Core i7版が「XT137dlg5off」でそれぞれ5%OFF。直販サイトは「XT13dailyg5000」適用で5,000円OFFです。
また、アマゾンのCore i9版は注文確定時に8%OFFという割引も自動適用されるため、現在定価よりも2万円弱ほど安く購入出来ます。
それでは、見ていきましょう!
外観とスペック
箱は↓のように豪華な構成となっています。
同梱物は、↓のようにPC本体のほか、ACアダプタ、メガネケーブル、VESAマウントアタッチメント、交換用ネジ、マニュアル類です。
マニュアルは↓のように図解でメモリの換装方法などが書かれています。
ACアダプタは120w出力です。
アダプタは薄型でコンパクトな形状です。
本体は↓のように天板がホワイト、サイドや底板が金属製になっています。
本体は手のひらに載るほどコンパクト。ズシリとしっかりとしています。
スペックですが、CPUには第13世代Core i9-13900H、Intel Xe Graphics、最大64GB DDR4-3200MHz(SO-DIMMスロット x2)、最大2TBのPCIe Gen4x4 NVMe M.2 2280 SSDという構成。OSはWindows 11です。サブストレージとして、後ほど見ていくようにM.2 2242 SATA SSDも追加できます。
CPUは14コア20スレッド、24MBキャッシュで、周波数は最大5.4GHzとパワフル。
本体前面には、↓のようにUSB3.2 Gen2 Type-A x2、3.5mmイヤホンジャック、電源ボタン。
背面は、↓のようにHDMI2.0 x2、USB3.2 Gen3 Type-C x2(PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-A x1、USB2.0 Type-A x1、RJ45有線LANポート。
側面には↓のケンジントンロックがついています。
逆側面には特に何も付いていません。
底面には4本のネジとゴム脚。
本体の重量は、実測で554gとなっています。↓
RAMとストレージの換装・増設
本体底面の4本のネジを外すと、簡単に底板を取り外せます。
底板の裏面には、ストレージ用の冷却シートが貼られています。
向かって左側にRAM用のSO-DIMMが2つ、真ん中あたりにサブストレージ用のM.2 2242スロット、右側にacerのメインストレージM.2 2280が見えます。
RAMは左右のツメを外側にずらすと、簡単に着脱が可能です。
16GBのWoopositという台湾製のRAM。
RAMやストレージの換装、およびデュアルストレージ構成への増設は簡単です。
ベンチマークスコア
続いてベンチマークスコアを見ておきます。
ゲーム用PCではありませんが、FF15ベンチはフルスクリーンFullHDの軽量品質で”普通”の3205。大半のPCゲームはプレイできます。
Cinebench R23は、シングルコア1741pts、マルチコア11665ptsと高スコアです。CPUパワーは高いので、CPU性能が活かせる用途に向いています。
他CPUとの比較。↓がシングルコア。
↓がマルチコア。
ストレージ読み書き速度は↓のように非常に高速です。
日常用途を最高級性能で
以上、「GEEKOM XT13 Pro」を見てきました。
独立GPUは搭載しないためGPUパワーを使うような用途には向きませんが、処理性能が高いため、オフィスソフト、画像編集、動画編集など、大半の用途ではとても快適に使えるでしょう。
筐体も手のひらサイズで大変コンパクトなので、ディスプレイ下の小さなスペースに置いてデスクスペースを占有せず、それでいて高速で快適に使えるミニPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
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