今なら2.8万円OFF!Ryzen 9 8945HS搭載の爆速11万円ミニPCレビュー!【Minisforum UM890 Pro】

今回は、多数のミニPCをリリースしているMinisforumから新たに登場した、AMD Ryzen 9 8945HS搭載のハイパフォーマンスなミニPC「Minisforum UM890 Pro」の提供があったのでレビューします。

OcuLinkによる外部GPU接続や4画面出力、RAID0/RAID1対応のM.2 2280 PCIe4.0x4 SSD、デュアルUSB4.0ポートなど、高速でコンパクトでありながら拡張性も高いミニPCです。

現在、同社公式ストアのこちらのページで、ベアボーンキットが20,600円OFFの82,380円、32GB/1TB SSD版が28,000円OFFの110,980円、64GB/1TB SSD版が31,590円OFFの126,390円で発売セール中。

それでは、見ていきましょう!

なお、同社では↓のように本日までの月末セールを実施中です。

多数のミニPCをリリースしているMinisforumは、同社公式ストアで月末セールを実施中です。 期間は7月30日(火)19時までで、...

外観とスペック

まずは同梱物から。↓のようにミニPC本体のほか、ACアダプタ、メガネケーブル、VESAマウントアタッチメント、取り付けネジ、M.1-OcuLinkアダプタカード、HDMIケーブル、SATAケーブル、取扱説明書となっています。

アダプタは120wの高出力で、控えめにMinisforumロゴが刻印された角丸でデザインもよいです。

取説は日本語にも対応。メモリの増設やOcuLinkアダプタの取り付け方法などが、図入りで分かりやすく書かれています。

OcuLinkは、M.2スロットに取り付けるタイプ。これを付けても良いですし、不要ならSSDを増設することも。

本体は天板にMInisforumロゴがついたブラックで、控えめシックでかっこいいデザインです。

スペックは、CPUに8コア16スレッド16MPキャッシュのAMD Ryzen 9 8945HS、AMD Radeon 780M GPU、最大96GB DDR5-5600MHz RAM、ストレージはPCIe4.0 M.2 2280 SSDが2スロット、OSはWindows 11 Proとなっています。通信はWi-Fi6EとBluetooth 5.3。

ストレージはRAID0/RAID1対応のほか、2つのM.2 2280のうち1つにOcuLinkカードを挿すこともできます。

USB4.0 Type-CとHDMI2.1、DP1.4ポートにより、最大4画面出力が可能です。HDMI2.1とUSB4.0は8k出力に対応しています。

前面には↓のように電源ボタン、3.5mmイヤホンジャック、USB4.0 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A x2。

背面には↓のようにUSB3.2 Gen2 Type-A x2、DP1.2、HDMI2.1、USB4.0 Type-C(Alt PD)、2.5Gイーサネットです。OcuLinkはゴムキャップがついています。

側面にはポート類はなく、大きく空気穴が開いています。

底面にはゴム脚4つ。

重量は実測で699gです。

RAM・ストレージ換装・増設

換装・増設方法です。

まず天板はネジ不要でマグネット装着なので、開きます。

そこからファンのネジを4本外すと、↓のように基板がお目見えです。

左側がSO-DIMMのRAMが2枚、右側にストレージ、真ん中がM.2 2280の空きスロット。ここに2つめのストレージを入れることができます。

OcuLinkを使うには、まずポートのゴムキャップを外します。

そして、M.2 2280に付属のOcuLinkアダプタカードを挿し、同梱のネジで止めます。

ストレージはKingston製。

RAMはCrucial製です。サイドのツメを開くと簡単に着脱できます。

ベンチマークスコア

続いてベンチマークスコアです。

CINEBENCH R23スコアは、シングルコアが1,826pts、マルチコアが17,264ptsと非常に高速です。

他CPUとの比較は↓の通り。マルチコアスコアと、

↓がシングルコアスコアです。

FF15ベンチは、軽量品質・FullHD・フルスクリーン設定で「やや快適」の5,208。ゲーム用にも十分に耐えられますし、OcuLinkを通じた外部GPUを活用すればさらにゲーミング用に強化することもできます。

CrystalDiskMarkでのストレージ読み書き速度は↓の通りです。

拡張性も高く、高速で高コスパなミニPC

以上、「Minisforum UM890 Pro」を見てきました。

RAID0/RAID1対応デュアルストレージ構成、OcuLinkポート搭載で外部GPU接続も可能、4画面出力対応など、最新構成のハイパフォーマンスなミニPCとなっています。

動作音も静かで発熱も気にならず、設計も完成度高く良く出来ています。

これで10万円ほどというのは高コスパだと思いますので、高コスパでハイパフォーマンスなミニPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!

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