日々大量の新商品が登場する、いわゆる中華ゲーム機。
基本的にはエミュレーターを稼働させるためのLinuxが入っていて、ソフトウェアで差別化が難しいため、様々に趣向を凝らした機種があります。
↓でレビューした「Anbernic RG35XX 2024」のような、ゲームボーイ風デザインのものが最も一般的ですが、
↓の「Anbernic RG35XXSP」のようなゲームボーイアドバンスSP風のものや、
↓の「Anbernic RG Nano」のようにとにかく限界まで小さくしたものなど、様々で面白いジャンルです。
さて、今回登場した「SIGAM M25」は、ズバリゲームコントローラー風デザイン系統の新機種。模倣していると思われるものは、PlayStation 5のコントローラーです。
現在、AliExpressのこちらのページで、9,000円を切る価格でセール中です。
ちなみに、似たコンセプトのものが、↓でレビューした「Anbernic RG ARC-D」で、こちらはセガサターンのコントローラー風でした。
スペックですが、SoCには中華ゲーム機でおなじみのRockchip RK3566。Androidの格安機にもたまに採用されるチップで、コアの構成はARM Cortex-A55のクアッドコア(最大1.8GHz)。Androidゲームをプレイするのは荷が重いですが、エミュレータープレイであればちょうど良いコスパの塩梅に仕上げやすいSoCです。PSPやNintendo64、初代PSなどのエミュレーターが入っているようです。
ほか、ストレージは128GB eMMC、4.3インチ(480×272)ディスプレイ、3,000mAhバッテリー。
ポート類は、microSDカードスロット、micro USB、micro HDMI、3.5mmイヤホンジャックとなっています。
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