↓でお伝えしたBlackberry風の物理QWERTYキーボードを搭載し、LoRaにも対応したポケットサイズPC「LILYGO T-Deck」に、Plus版が登場しました。
上記はバッテリーも別途調達が必要な開発者向けキットに近いものでしたが、今回登場した「LILYGO T-Deck Plus」は、バッテリーやGPSモジュール、ケースが含まれており、そのまま使える構成となっています。
コンセプトは↓の画像にまとめられていますが、本機はモバイル通信端末ですが、4Gや5Gのようなモバイルデータ通信用のモデムを内蔵したいわゆるスマホではありません。OSもAndroidを動かすことはできず、ESP32マイクロプロセッサでArduinoやMicro Pythonを使ってコーディングすることを前提に作られています。
MCUはLX7のデュアルコアであるESP32-S3FN16R8マイクロプロセッサ。
ディスプレイは2.8インチ(320×240)IPS、8MB PSRAM、16MBストレージという構成で、microSDスロットやマイク、スピーカーを搭載。2.4GHz Wi-FiとBluetooth 5(LE)、GPS、LoRa無線通信もサポートしています。
販売は公式サイトのこちらのページで、69.99ドル(約1万円)となっています。
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